【報告】12・5三里塚・東峰現地行動
成田空港三十万回発着を中止せよ!航空機騒音拡大・環境破壊を許さない!東峰住民の追い出しをやめろ!一坪共有地・団結小屋強奪裁判の勝利を!12・5三里塚・東峰現地行動
十二月五日、成田空港三十万回発着を中止せよ!航空機騒音拡大・環境破壊を許さない!東峰住民の追い出しをやめろ!一坪共有地・団結小屋強奪裁判の勝利を!12・5三里塚・東峰現地行動が行われた。主催は三里塚空港に反対する連絡会。参加者は70人。
集会で東峰の石井紀子さんは
「ここは22万回の発着になってから今までにも増して騒音が激しくなっています。昼は2分に満たない間隔で着陸していきます。島村さんはほんとうに大変だと思う。こういう状況に追い込んで、空港会社は地元と合意したと30万回に増やしていこうとしています。
しかし、地元住民は誰も合意なんかしていません。どのように空港会社がやってこようとしてくるかみんなわかっている。30万回を出してきたのは、羽田空港への対抗策でしかない。村を潰してまで、無理矢理に増やして採算が合うのか。自滅の道だと思います。
農業をやっていくなかで、この夏はケタ外れだった。農業は難しい状態。これがこれかも続いていくのでは。これは地球の警告。飛行機を飛ばしすぎたりした結果だと思います。自然と共生していく農業が必要です。
三里塚は何十年もかけて有機農業のための畑を作ってきた。どんどん飛行機が飛んでくる中で住みづらいけど、畑を潰してはいけない。
皆さんができる支援の一つとして野菜をたくさん食べてください。営業では言っているのではなく、闘っている人は食生活をなおざりにしてはいけません。飛行機にめげず、虫にもめげず、不死身でやっていきたいと思います。
嬉しいことに息子の店がオープンして、うちの野菜を使いながらやっています。闘う野菜のレストランだと言っています。
つながりは消えない。これからも一緒にやっていきましょう」」
第一次強制代執行統一被告団の40周年の集まりで欠席したらっきょう工場の平野さんは参加者にメッセージを残した。
関西の渡辺さんは東峰団結小屋の裁判の報告と関西旗開き・加瀬勉講演会の呼びかけを行った。
釜日労の発言の後、デモへ。
開拓組合道路へデモ
後半の集会では大森武徳さんがプール再開についてアピールした。夏から四人で取り組んできたプール再開作業の経過にいて報告。
「辺田で育ち、子どもの時は木の根プールで遊んだ。木の根がこうなっているのを見て、昔世話になったプールを再開しようと、夏から四人でプールの掃除に取り組んでいる。七月にプール開きを予定している。当時プール作りに関わった人は全員呼ぶつもり」
そして、プール再開カンパを呼びかけた。
しいたけ運動、成田プロジェクト、横堀団結小屋維持会、高見圭司さんなどから連帯発言が行われた。



