【呼びかけ】12.5三里塚・東峰現地行動へ! | 格差と戦争にNO!

【呼びかけ】12.5三里塚・東峰現地行動へ!

12.5三里塚・東峰現地行動
成田空港30万回発着を中止せよ!
航空機騒音拡大・環境破壊を許さない!東峰住民の追い出しをやめろ!
一坪共有地・団結小屋強奪裁判の勝利を!


●日時 12月5日(日)


●集会/午後1時30分、東峰共同出荷場 デモは開拓道路のコース


●主催 三里塚空港に反対する連絡会
    〒289-1601 千葉県山武郡芝山町香山新田131-4 電話&FAX0479-78-0039

●集会場への行き方 京成線上野発(特急)?成田駅乗り換え東成田駅への時刻表/上野発11:23 成田駅12:30着 12:35発の芝山千代田駅行に乗り換え 東成田駅12:40着/京成東成田駅地上に12:40~12:50過ぎに迎えの車が待機しています。


※注意 上記時刻はダイヤ改正前のものです。
正しくは
上野発11:27
成田駅12:34着 12:46発の芝山千代田駅行に乗り換え
東成田駅12:52着

 成田国際空港株式会社は昨年10月、平行(B)滑走路の2500m化を完成させ、供用を開始した。平行滑走路でもジャンボ機の使用が可能となり、年間発着回数は20万回から22万回に増加した。これにより東峰、天神峰地区はこれまでにも増して騒音、排気ガスが激しくなり、住民の生活は苛酷な状況下に置かれることになった。空港会社は、さらに年間30万回にまで発着数を増やすことを目論んでいる。かかる農民追い出し攻撃を断じて許してはならない。
 羽田空港では新滑走路の完成により、10月31日以降、国際定期便が就航し、フランス、カナダ、アメリカ、中国をはじめアジア諸国など16地点を結ぶ国際定期便の路線が開設され、海外の航空会社16社(全日空、日航との共同運行が多い)が就航する。これで羽田は国際ハブ空港への道を大きく踏み出すことになった。
 成田空港会社はこのことに危機感を募らせ、何としてでも年間30万回を実現しようとしている。平行滑走路の発着回数を増やすためには「く」の字型に曲がった誘導路を直線化する必要がある。さらに新たな誘導路も設置しようとしている。そこで支障となっている団結街道(市道)を成田市と図って廃道にし、封鎖してしまった(6月28日)。神峰現闘本部を撤去するために裁判に訴え、司法権力を使って奪取しようとしている。

 

一坪共有地強奪策動粉砕!


 空港会社は昨年7月、一坪共有地6カ所(木の根1、横堀現闘本部を含む4、東峰1・共有者約70名)に対して金銭での売却を迫る裁判を起こした。シンポ・円卓会議の結果、事業認定を取り下げ強制代執行という手段を取れなくなった空港会社は裁判により土地を強奪しようとしているのだ。また、8月には共有運動の拠点となっている横堀の団結小屋(反対同盟大地共有委員会〈?〉連絡先)に対しても、小屋の撤去と土地の明け渡しを求める訴訟を土地の地権者を原告に立てて起こさせた(被告は建物の所有者となっている反対同盟)。
 空港会社は、横堀の横風滑走路予定地域については誘導路やエプロンの整備をするという計画を国交省に提出している。横風予定地は木の根ペンション・一坪共有地、横堀鉄塔、団結小屋という反対拠点の存在により滑走路として使用することは一切不可能である。そこで点在する一坪共有地を取り上げてできる施設を建設しようとしているのだ。
 一坪共有地裁判は、「反対同盟・大地共有委員会(?)」として横堀、木の根、東峰地区の一坪共
有地、さらに個人(横堀地区)が空港会社を相手にして闘われている。裁判闘争を闘い抜き空港会社の一坪共有地強奪策動を粉砕しよう。


空港会社の暴挙を阻止しよう


 国土交通省、千葉県知事、空港周辺自治体首長、空港会社による「4者協議会」は、10月13日、年間発着30万回を合意した。1.5倍の発着枠増加で最も騒音の被害を受ける成田、芝山の住民からは対策の不充分性、性急な合意への不安、不満が多く出されているが、それらをないがしろにして合意決定は強行されたのだ。
 利潤のみをひたすら追い求め、用地内農民追い出しや周辺住民に被害を押し付けながら空港機能拡大を目論む空港会社を断じて許すことはできない。
三里塚・用地内農民と連帯して闘おう! 空港の軍事使用を許すな! 12.5東峰現地行動に結集しよう! 
(2010.10)