【呼びかけ】木の根のプールに子どもたちの歓声を
木の根のプールに子どもたちの歓声を
Yahoo!で『木の根ペンション』を画像検索してもらうと、赤い屋根のペンションと緑色の貯水槽のような画像が出てきます。
この場所は、一坪共有地と言って三里塚闘争の歴史と現実を物語る場所で、周囲は切り取られるように成田空港に買収され、ほぼ空港に囲まれて存在しています。
実はこの貯水槽にみえるのはプールで、芝山町で育った小さい時によく入りました。反対同盟と支援の若者達が作ってくれたものです。
私はこの木の根の存在と存在意義を考えたときに、まず、より多くの人がこの地を知り、訪れてもらい、寸断されようとしている木の根の歴史と、成田空港が今もなお過去の過ちを省みず続けている事業計画の方法とその実態、そして『国策』という名の下、国家権力の暴力によって虐げられながらも反対の意思を貫いた人々の思いがこうした形を成している事実を知ってもらう事が必要だと考えました。
その為、この事に興味を持ってくれた人達が訪れる切っかけになるのでは、との思いから、10数年前から使えなくなっていたプールの改修作業を始めてみました。
あと・・・単純に私も、一緒に作業している金森君も、木の根のプールで泳ぎたいのです(笑)。これもプール再開に着手した大きな原動力です。
当時のぼくらのような子供達にも入ってもらいたい。
木の根にもう一度子供達の歓声を響かせようじゃありませんか!
PS 今年のプール開きは厳しそうですが、清掃が済んだ時にプールを塗装し、内壁に何かを描いても面白いんじゃないかと思います。
大森武徳