【報告】座標塾「経済危機は乗り越えられたのか」
座標塾「経済危機は乗り越えられたのか」
11月13日からグローカル座標塾第6期を開講した。
第1回は「経済危機は乗り越えられたのか」で、前半の講演では講師の白川真澄さんが世界経済危機の原因、リーマンショックから1年後の現状、オルタナティブとしての「緑の経済」、民主党政権の経済政策・税制への評価、フロントや『現代の理論』のように民主党政権を無批判に支持することは改革につながらないことなどについて講演。
質疑応答では、オバマ政権の経済政策について、民主党政権の出しているバラマキでは貧困対策として不十分で給付付税額控除など税制の抜本改正が必要なこと、また、アジア共通最低賃金のような主張がオルタナティブになるのか現実性があるのかなど様々な議論になりました。
次回=第2回「雇用・生活・生存を支える仕組み――民主党政権下で問い直す」は1月15日(金)(文京シビックセンター)