【紹介】大野和興著「いま農業・農村・地域は」
*『希望社会への新しい座標』ブックレット2
いま農業・農村・地域は
大野 和興 著
A5版 56頁 定価 700円
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いま、農業が社会的な脚光を浴びて、旬のテーマになっている。ここ数年、食べ物をめぐる社会環境に衝撃的な出来事が相次いで起こってきたことが、そのきっかけだ。
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誰よりも農村をよく歩きまわっている著者が、追い詰められた日本の農業のすさまじい現実を手に取るように描きだしている。同時に、絶望的な状況のなかから反転して立ち上がろうとする農民の新しい動きも紹介している。
このブックレットは、今年3月21日に開かれた「グローカル座標塾」第四期オプション企画での大野和興さんの講演と質疑応答を収録したものである。農業・農村・地域があらためて注目を浴びている現在、その現実をリアルに、またアジアとのつながりのなかで語り出している大野さんの報告をぜひ読んでいただきたい。そして、このブックレットがオルタナティブな社会の構想についての討論が発展する糸口になってほしいと思う。(発行にあたってから抜粋)
■著者紹介
大野和興・おおの・かずおき。
農業ジャーナリスト。1940年、愛媛県生まれ。
日本とアジアの村を歩き、現場から発信。アジア農民交流センター世話人や脱WTO草の根キャンペーン実行委員会事務局長などとして、開発やグローバリゼーションに対峙する運動に身を置いている。
著書に『食を奪いかえす!』(有斐閣)『農と食の政治経済学』(緑風出版)『日本の農業を考える』(岩波書店・ジュニア新書)『百姓が時代を創る』(共著、七つ森書館)、『食大乱の時代―“貧しさ”の連鎖の中の食-』(七つ森書館)ほか