【報告】4・13三里塚①~横堀で墓参
4・13三里塚①~横堀で墓参・現地調査
4月13日、三里塚・東峰現地行動が行われ、2010年3月供用開始へ進められる北伸工事、東峰住民追い出し策動に抗議した。
昼には、前日12日に管制塔占拠闘争三十年に当たり新刊「1978・3・26NARITA」の出版記念会を行った管制塔元被告たちの呼びかけで、1982年4月に亡くなった原勲さんの墓参が行われ、50人以上が参加。同時に三里塚・暫定滑走路に反対する連絡会による横堀現地調査が行われた。
今年に入って、横堀大鉄塔の周りには「象の檻」のように18本のコンクリートの柱が建てられ、網が張られた。横堀でも整地作業・舗装工事が進められており、鉄塔の周辺も誘導路や駐機場として使おうとしている。さらに鉄塔周辺の舗装を進めるために、鉄塔につながる道が途中からトンネル化された。株式公開に向けて、数十メートルでも舗装して建設が進んでいると見せかけたいのだろう。
横堀大鉄塔
亡くなって二十六年となる原さんの墓へ献花に続いて、和多田さんら管制塔元被告があいさつ。中川憲一さんは「たくさんの人が集って、原も喜んでいると思います」
続いて、原さんの同志として挨拶した大森万蔵さんは「空港と対峙している反対同盟の姿を見て、力を合わせて異議を形にしたのが三里塚闘争。原を偲ぶだけでなく、自分自身を思い返す場になったらと思いで続けてきた」
元管制塔弁護団の虎頭昭夫弁護士の音頭で献杯。寒くて花見の陽気でなかったが、久しぶりに顔を合わせた者同士で話がはずんだ。
原勲の墓碑
献杯する一同
鉄塔の周りを舗装するために空港会社が掘ったトンネル
トンネルの入り口