【報告】グローカル座標塾講座「『安全』を守る?」 | 格差と戦争にNO!

【報告】グローカル座標塾講座「『安全』を守る?」


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グローカル座標塾第4期 

第3回講座「『安全』を守る?

118日、グローカル座標塾の第4期(0710月~083月)の第3回講座「『安全』を守る?」が開かれた。

前回までの貧困、雇用・労働問題に続いて「安全」がテーマ。

この日の講座でも、講師の白川真澄さん(ピープルズプラン研究所)がレジメをもとに講演。

生活の「危険」について交通事故、医療事故、薬害、食の問題に続いて、国家による「安全保障」、地域の「安全」=「防犯」、そして、「安全」と「自由」について、911後に強まった「セキュリティーの政治」について、具体的な例を挙げながら講演。

講演を受けて、休憩後、討論が行われた。

議論では、そもそもリスクの政治の狙いは何なのか、どうやったらセキュリティーの政治に風穴を開けられるのか、監視社会を受け入れる国民意識が問題、下からの自発的な動きがないから国家が出てくる、監視社会は新自由主義とセットなどと様々な議論が行われた。

1回ではとても終わらないので、また「安全」問題を扱わなければならないとも。

次回の第4回講座は、08年2月15日(金)に「新自由主義(ネオ・リベラル)って何だ?」のテーマで行われる。