11月18日 ストップ再処理 パーティー&パレード
11月18日
六ヶ所再処理工場の2月本格稼働をとめよう
ストップ再処理 パーティー&パレード
11月18日、「NO NUKES MORE HEARTS」ストップ再処理 パーティー&パレードが東京・日比谷野音で開かれた。角砂糖五個分だけで全国人口を全滅させるプルトニウムを生み出す再処理は必要なないとアピールした。
昨年試運転を始めた青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場の本格稼働が08年2月に予定されている(11月予定から延期)。再処理工場からは試運転でも放射性物質の放出が続いている。
再処理では通常の原発が一年の運転で出す放射能量を一日で出す。毎日大気中に世界最大の原発である柏崎刈羽原発(震災で停止中)の5千倍の放射能をまきちらし、同じく8万倍の放射能廃液を海中にたれ流す。
18日、日比谷野音でのパーティ(集会)には千人が参加。ピーター・バラカンさんなど様々な市民、アーチスト、クリエーターなどによるトークとライブが行われた。
青森の山本若子さんは「アメリカのネイティブの言い伝えでは『自然は子孫からの借り物』。再処理工場は95年運転開始の予定だった。私たちは一万人訴訟などがんばってきたが、止められなかった。
昨年試運転で330ベクテルの放射能が流されている。核のごみの1%のプルトニウムを取り出す再処理はリサイクルではない。六ヶ所は豊かな海に囲まれた土地。それを壊してきたのが核燃サイクル。人間に知恵があるのなら変えられる。一緒にがんばってください」
木下Davidさん(プロサーファー)は7月にこの問題を知り、4ヵ月でサーファー人口の一割に相当する10万人の反対署名が集ったことを紹介。稼働を停止する以外にないと訴えた。
川田龍平さん(参院議員)は「一人一人が国の政治に関心を持ち、行動することで必ず変えていける」
その後、ストップ再処理を訴え、銀座をパレードした。