グローカル座標塾第4期開講 第1回「格差と貧困の現在」
グローカル座標塾第4期開講
第1回「格差と貧困の現在」
10月19日、グローカル座標塾の第4期(07年10月~08年3月)が10月19日開講した。第4期第1回の講座のテーマは「格差と貧困の現在」。
昨年から大きな社会問題となった格差問題だが、座標塾では第1期(04年)から格差・貧困問題を毎期取り上げている。
この日の講座では、講師の白川真澄さん(ピープルズプラン研究所)がレジメをもとに講演。
まず、格差問題をめぐる論争について整理し、所得格差の拡大についての最新データの紹介。そして、貧困が社会的排除であること、地方と大都市との地域間格差の拡大、地域間格差の是正と地域活性化の政策をめぐる論争について述べ、格差と貧困の拡大に対する社会的反撃が拡大していることについて講演した。
休憩後、質疑応答が行われ、受講者が直接あるいは知り合いが体験する深刻な格差、非正規雇用の実態などについて様々な意見が出された。
次回の第2回講座は、第1回をうけて、11月16日(金)に「働くということ」のテーマで行われる。