9・29 米軍再編下の沖縄と「本土(ヤマト)」~突出する軍隊の暴力~
9月29日
米軍再編下の沖縄と「本土(ヤマト)」~突出する軍隊の暴力~
11万6千人が結集して、県民大会が開かれた9月29日、〈米軍再編下の沖縄と「本土(ヤマト)」~突出する軍隊の暴力〉が都内で開かれた。主催は新しい反安保行動をつくる実行委員会。
集会では、沖縄から駆けつけた鳥山淳さん(新沖縄フォーラム『けーし風』編集運営委員)、太田昌国さん(民族問題研究)が講演した。
鳥山さんは「超党派県民大会は12年ぶり。なぜ保守派が動いたのか。手放しで喜べる状況ではない。今日集まった12万人は辺野古・高江を支援する立場かなのか心もとない。沖縄戦問題をこれらの問題に結びつけられるのか。沖縄戦だけの問題に済ませてはならない。
今回の検定で、これまでの検定方針が新たな材料がないのにひっくり返ったのは安倍政権のスタンス。
だが、最初から一貫した方針があったのか。どうも違う。政権中枢から方針が伝えられなかったとしても調査官が動いた。そういう事態に至っていることが恐ろしい。今後計算されて量産されたらどうなるか。本当に恐ろしいのはこれから。
沖縄戦では、戦争を生き残った住民がスパイ行為の名目で日本軍に虐殺された。米軍の『捕虜』になろうとしたら、軍の機密保持のためにスパイとして処刑された。
8月28日琉球新報の中東系外国人が普天間の基地祭への入場を拒否された記事と、9月26日朝日新聞の米軍相模原補給廠で倉庫を撮影した男性が米軍に拘束された記事を配った。62年前の事が今起こってもおかしくない。
『集団自決』という言葉は使うべきではない。集団強制死を使ってほしい」