イラク戦争・占領まる四年 占領軍の即時撤退求める | 格差と戦争にNO!

イラク戦争・占領まる四年 占領軍の即時撤退求める

3月21日、「武力で平和はつくれない イラク占領まる4年 WORLD PEACE NOW 3.21 @HIBIYA いまこそ声を上げよう! 中東・アジア・世界に平和を」が東京の日比谷野外音楽堂で開かれた。

 米ブッシュによるイラク開戦・占領から丸4年。米軍による侵略戦争の結果、内戦状態に陥ったイラクでは、既に6万数千人が殺され、毎日100人のイラク人が殺され続けている。米兵の死者も3200人に上る。

だが、ブッシュは2万数千人の米兵の増派を進め、戦争を一層拡大している。安倍政権は、航空自衛隊200人の派兵を継続し、占領米軍支援を続けている。

これに対してイラク開戦から4年にあたり、イラクからの占領軍の即時撤退を求める反戦デモが世界各地で行われた。

日比谷の集会では沖縄のエイサーに続いて、奈良本英佑さん(法政大教授)、郡山総一郎さん(ジャーナリスト)、藤屋リカさん(日本国際ボランティアセンター)、櫛渕万里(ピースボート事務局長)、加藤泉(原子力空母の横須賀母港化を止めよう神奈川実行委員会事務局長)が発言。

郡山さんは「九条によって日本は殺していないし、殺されていないという人がいる。だが、01年から続くアフガン空爆の燃料は日本の税金。世界の紛争地を取材すると日本の納税者は人殺しだと実感する。

 改憲派は『戦争はなくならない』と言うが、百の紛争を九九に減らすことはできる。次は九八に減らすことをめざそう」

続いて、「寿」によるピースコンサートが行われた。集会に続いて、2000人が銀座をデモし、イラク占領終結を訴えた。