防衛「省」と「集団的自衛権」 究極の解釈改憲が狙うもの:山内敏弘さんが講演
防衛「省」と「集団的自衛権」 究極の解釈改憲が狙うもの
山内敏弘さんが講演
2月9日、文京シビックセンターで山内敏弘さん(龍谷大学教授)の講演会「防衛「省」と
「集団的自衛権」 究極の解釈改憲が狙うもの」が開かれた。主催は国連・憲法問題研究会。
山内さんは、防衛二法改悪=(防衛省昇格+海外派兵の本来任務化)でシビリアンコントールが形骸化し、制度的にも制服組をチェックする体制が弱められていること。
集団的自衛権があるが行使はできないという政府解釈自体への疑問であり、集団的自衛権は他衛権ではないか。
「国民保護法」制定時に自衛隊制服組が明言したように、軍隊=自衛隊は国家を守るものであり、国民を守るのが主目的ではないこと。
そして、安倍政権の集団自衛権「研究」の究極の狙いは、自衛隊がイラク戦争での英軍と同じように海外の紛争で米軍と共に武力行使できる体制をつくること。
これに対して、平和憲法を活かし、北朝鮮側にだけ核放棄を求めればいいのではなく、米日同盟側の軍縮が必要であることなどを講演した。
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