07年統一地方選へ なくそう!議員特権キャンペーン 市民派議員スタート集会
07年統一地方選へ
なくそう!議員特権キャンペーン
市民派議員スタート集会
11月23日、なくそう!議員特権 つながろう!みどり・共生・平和の市民派議員 キャンペーン2007 スタート集会が東京・中野ゼロ小ホールで開かれた。
虹と緑の五〇〇人リスト運動、みどりのテーブル、ネットワーク横浜の主催。
07年統一地方選挙へ向けて、全国から議員・立候補予定者、市民、130人が集った。
集会は、福士敬子さん(東京都議)、小林一朗さん(みどりのテーブル)の司会で進められた。
最初に、主催3団体から稲村和美さん(兵庫県議、みどりのテーブル)、松谷清さん(静岡県議、虹と緑)などが挨拶。
二木啓孝さん(「日刊ゲンダイ」編集長)が記念講演。サラリーマンが夕刊紙を買うこずかいも捻出できないほど、格差社会が進め、国民全体のための政治はしていないと安倍政権を批判。そして、「団塊党」を準備している立場から市民派議員にエールを送った。
オーストラリア緑の党のアンニャ・ライトが日本語で歌。自らも5回、各級選挙に立候補しているアンニャさんは、「当選はできなかったが、立候補することで二大政党が私たちの求める政策を実行せざるをえなくさせた。挑戦し続けることが大事」と選挙に挑戦する意義を強調した。
キャンペーン事務局の漢人明子さん(小金井市議)が3ヶ月かけ調査した「議員特権1800自治体調査」の報告。8割近い回収率で、「私たちの力でも1800の地方自治体の全国調査が可能」と意義を強調した。
ワースト議員特権コンテスト応募の具体事例が紹介された。
立川市議会議員の大沢豊さんは「立川市議会の在職25年35年の永年勤続議員表彰では、肖像画と夫婦そろってのフランス料理フルコースがある」と報告。横浜市議会議員の杉山典子さんは、本会議・委員会に出席するたびに1日1万円が支給される費用弁償制度の実態を報告。
最後に、この日参加した50名の議員・立候補予定者が記念撮影を行った。
2月9日に全国から集められた事例からワースト大賞を選ぶ「ワースト議員特権コンテスト」の集会が開かれる。永六輔さんの記念講演、議員特権ワースト大賞の審査結果が発表される。(日本教育会館、18:20~)
目黒区議会の政務調査費問題が表面化し、「議員特権」への社会的な関心が高まっている。キャンペーンの先駆性を来春統一地方選に向けて、市民派が活かしていくことが求められる。
なくそう!議員特権 つながろう!みどり・共生・平和の市民派議員 キャンペーン2007
http://www.no-giintokken2007.net/index.php?r=609874356142c566e3e045582e6e772a