わたしは夫にも2人の子供にもめぐまれ、しあわせな人だ。

 

 こんなわたしも、独身の叔母の介護をした。

書道の先生をしていた。が収入のわりにプライドだけ高くたいへんだった。

 が、叔母は人情味のある優しい人だった。

もう死去して23年の歳月。

 

 当時葬儀は、葬式代はのこしてあるものの、アドバイスをくれる親族もなく

自分で判断。

ちいさな会場に書道連盟のおえらいサンがずらり、

まいった。

 

 身内は切れない。

もしきったらしわよせが自分にかかる。