もう16年以上まえだろうか。

ほんと!わたしは文芸でお金を使い果たし、

身も心もボロボロな状態で東京新宿にある文章教室にいった。

 

 わたしより20歳も年が違う若い娘に、

「お金のことばかりいうケチなオバサン」

といわれた。

 当時それをいわれても、黙って受け流すとろいオバサン。

いまは的を射ることばにわらってしまう。

 

その人多分派遣で会社勤めとミューシシャンを未だ続けているようす。

彼女は大胆な乱暴な字を書く人だった。

いまごろその人の書いた文章を読み返した。

くやしいけど、わたしから見たら文才あるなとおもった。

感性がすばらしい。