お盆だったので実家に行ってきたわけです。めんどくせ。
正直、親族なんてどう接すればよいのか未だにわかりません。コミュ障極まっています。コミュ障は中途半端な知り合いが苦手なのです。
一番会話が弾む相手は道端の知らないおばちゃん。それがコミュ障。
でもみなさん、コミュ障を無口な奴だと思わないでください。コミュ障は無口なのではありません。会話が超絶下手すぎて何を喋ればよいのか分からないだけなのです。好きな話題を提供されるとめちゃくちゃ喋ります。あとメールだと饒舌になったりするのです。閑話休題。
親族が集まるとセットでついてくるのが子供たち。私は子供が苦手です。(つか得意な相手がいないわけですけれど)
なのに何故か子供たちに遊び相手に選ばてしまいます。めんどくせ。隅っこでゲームでもやってろ。
実家はそれなりに大きいためか、毎回かくれんぼをやらされます。隠れる場所が沢山ありそうだと思ったそこのあなた。さてはかくれんぼ初心者だな? かくれんぼの本質は隠れることにあらず。如何に鬼の目を欺くかなのです。意外と頭を使うのです。隠れる方も、探す方も。
例えば大きめのタンスや大型冷蔵庫などの上。 人の目線は下に行きがちなので、高いというだけで見つかりにくくなります。天袋などもおすすめです。
しかし冷蔵庫の上の面白いところは、決して“隠れて”いるわけではないということ。寧ろ姿自体は丸見えです。なのに見つからない。何故なら鬼は“隠れられる場所”を探すから。マヌケなガキ共め。俺はここだ。
隠れるときは二重に隠れます。例えば押し入れの布団の中。鬼は意外とパッと見で判断するので布団の中は探しません。
しかし中級者の鬼は確認します。一枚一枚めくります。ならどうするか。奥の壁と布団の間に入り込みます。布団を少しずらして被ればバレません。鬼は布団の中を確認して満足するからです。やる気あんのか。蒸し暑い中押し入れに隠れる身にもなれよ。はよ見つけろ。
個人的に一番重要なのは、“探す”という発想すら出させないこと。
例えば段ボールの封が切られていなければ、人は開いていないと思いがち。上から被っているだけなのにね。ばーかばーか。
それだけで不安なら、自分が入る段ボールの蓋を中に折り込んで強度増し増し。隠れる時に荷物を詰め込んだ段ボールを上に重ねれば見つかりません。下の段ボールに人がいるだなんて想像しないからです。
あっ、部屋の真ん中とかにあったら明らかに怪しいからね。やめようね。
もうね、小学生の頃クラス全員でやったかくれんぼで最後まで見つからなかったようなかくれんぼ上級者である私からすればですよ、小鬼如きが何匹束になろうが捕まるわけがないのよね。修行してこいって話です。
因みにクラスメイトは私なんか忘れてサッカーやってました。隠れるのがうますぎて存在感すら行方不明です。泣ける。