大人の方に質問です。
あなたはどんなときに、大人になったと実感しますか?または、 しましたか?

ビールを美味しいと感じたときですか?
初任給で親にプレゼントを渡したときですか?
結婚したときですか?
人それぞれあると思います。

私は正直、自分が大人になっただなんて思ってはいません。まだまだ若輩者です。
しかし。しかし敢えて。どんな時に大人になったと実感したのかといえば、それは夏休みに全力で遊び倒している子供たちを横目で見てこう思った時でした。

(あぁ、子供の頃に戻りたい……)

その瞬間私は悟ったのです。あぁ、俺はいつの間にか子供ではなくなっていたんだな。と。そしてそれはもう子供ではいられないのだな。と。
しかしもし、この願いが叶えられるのであれば、私はきっと10億くらいなら払うでしょう。
というか大抵の大人はきっと、一度はそんなことを思ったことがあるのではないでしょうか。

えっ? そんな大金持ってないだろうって?

違うのです。問題はそこではないのです。
重要なのは

そうしてでも戻りたいと思える価値が、子供時代にはある

ということなのです。


ある漫画で、教師のキャラクターがこのようなことを言っていました。

生き物というのはすべて、生きるために思考し行動をしている。
それは人間も同じであり、大人は食事を得るため、生活のために思考し行動をしている。
しかし、例外が一つ。それは人間の子供である。
日本などの先進国に限って話ではあるが、人間の子供は自身の生活に直結しないことを真剣に考えることができる。行動することができる。
それは生物として極めて特殊であり、かけがえのない貴重なものである。
考えなさい。それは人に与えられた最大の娯楽なのだから。と。


子供は明日のことなど気にせずに全力を出すことができます。遊びだって、部活だって、趣味だって。なんだって全力に取り組めるのです。

だから私は、世の子供たちに言いたいのです。






夏休みの宿題は先に終わらせてから遊べってな!

終わってないやつはさっさとやれ。


どうでもよいが、この歌を聞くとウクレレ持ったアロハシャツのフリーザ様が頭に浮かぶ。