今日は台風の影響で朝から雨。
車が嫌いな僕は多少雨が強い程度では公共の乗り物は利用しません。おかげで職場についた頃にはずぶ濡れになってしまいますが、車に乗るよりはましです。

制服に着替え頭を拭きながら施設の中へと入る。利用者は食事を終えたばかりです。適当に利用者に挨拶をします。

僕「Mさーん、おっはようございまーす」

Mさん「あらおはよう、ずいぶんと濡れたねぇ。水も滴って良い男になったわね」

僕「チッチッチッチッ、Mさーん。僕は元から……」

「良い男です」ドヤァ

Mさん「……」

僕「……」

僕・Mさん「あははははwww」

そんなくだらない会話から僕の仕事が始まりました。

最近一気に人がいなくなってしまいましたので、今日の職員は4人。回せないことはないのですが本当にぎりぎりなので仕事をさぼって……もとい機能訓練という名目で……いや機能訓練として利用者と遊ぶこともできません。仕事なんかしたくねぇ……俺はおばあさん達と遊ぶんでい!

午後からは朝の雨が嘘のように晴れ晴れとした空。ふざけんなクソが。晴れるんなら最初っから晴れておけよクソスカイ野郎!
むしゃくしゃしたので洗濯をして外に干しておきました。

晴れた空を見た一人のおばあさん(以下Kさん)が外に行ってくるねというので、見守りという名目で一緒に外へ。決してさぼりではありませんので悪しからず。

Kさん「別にひとりでもいいのに」

僕「僕は幼いころ親から女性はエスコートしなさいと教わったのです」

Kさん「あら、じゃあ仕方がないわね」

僕「お手を、マドモアゼル」

Kさん「あはははww」

僕「くはwちょっと似合いませんでしたねw」

Kさん「そうねww」

僕「まぁ、本音を言えばさぼりですwなので僕のさぼりにしばしお付き合いくださいw」

Kさん「しょうがないわねw」

そんなことを言いながら施設の周りをぐるり。簡単にさぼれる仕事です。スタッフ募集中。