狼男は満月の夜に狼になるといわれておりますが、ピンクレディーが歌うには男は元から狼らしいので満月は関係ないように思う今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか
今宵は中秋の名月でございます、満月はご覧になりましたでしょうか
福岡は生憎の雨ですので満月を見ることは叶いませんでしたが、代わりに小麦治で月見うどんを食べてきました、んー、デリシャス

さてさて、人は古来より月というものに対して強いロマンを抱いております
人が誕生して幾星霜、穴蔵から飛び出し家をたてました、火を着けるのに木の棒を回さなくなりました、遠くの人と会話が出来るようになりました、空も飛べるようになりました、そして月に旗をぶッ刺しました
しかし結局のところ、人間というものは昔から変わっていないのでございます
今も昔も人は月に想いを馳せ、月を駆けるウサギを想像し、そしてかぐや姫は僕らと同じように青い星に想いを馳せるのです
それは百年後、二百年後も恐らく同じ
現在過去未来、ぼくらの心はこういうところで重なるのd……え? 毎回毎回前置きが無駄に長い? はいはいすみませんね反省してマース
( ゜д゜)、ペッ


ふしぎな力で話が強制的に終わってしまったのでさっさと曲を紹介することにします
今回は満月ということでこの曲、諌山実生で『月のワルツ』です



イメージは恐らく不思議の国のアリス、歌詞が象徴的で人により解釈のわかれる歌だと思います
僕としては時間の国の迷子や眠れぬこの魂という歌詞から、月で過ごした前世の記憶を持って地球に生まれてしまったかぐや姫が、来世では一緒になろうと誓いあった想い人に恋い焦がれながらも月には戻れないことを理解しているために地球上で面影のある人を探し求める、というえらく強引な解釈をさしていきたいのですが、あなたにはこの歌がどのように聴こえるでしょうか
曽根崎心中のような前世があったのだろうか、現世では幸せになれるのだろうか
そんなことを考えながら今日は寝ることにします

おやすみなさい