こんばんは。今朝はちゃんと起きられました。
今日はちょっくら真面目な記事で、私的考な関東東錦の資質とか載せてみようかな~と思います。
私は関東東錦の会用作出を目指して繁殖・飼育しておりますが、10月まで残るまでに次から次へと欠点が出てきます。
特に尾型にはこだわって選定・選別等しますが、会用・種用共に良い魚ほど左右や跳ね上げが出てきてしまいます。(良い魚に限って!っていうのはどの品種も同じ経験があるのではないでしょうか?)
私の過去の仔引き経験上、バランスの良い優等同士の掛け合わせでも2ヶ月育てて流したり、中寸や赤が乗っている魚で掛けたのに模範的な色柄が多く出たり、などやってみないと分からないというのが本音ですが、絶対に決めている事は自分のやっている魚の雰囲気が出ていたり、後世に継がせたいポイントが出ている個体で仔引きする、という事です。
なので、当歳の時期に欠点が出ていても考え方・使い方で、残してみたら案外面白い結果になった!ということになるかも知れません。
人それぞれ色々と考え方があると思いますが、暇潰し程度に思って下さい。
↑オス 右尾が後ろに引いてしまい左右あり。
長手でバランス・浅葱・蛇の目・尾型良し。尾に問題さえなければバリバリの会用になりました。
特に魚の雰囲気がうちの系統感が出ていると感じます。
↑尾がしっかりと付いていますので今の時点では軽快に泳いでおります。親骨も厚く横に出ているので種にも向いていると思います。
↑メス 右尾が跳ね上げ、その結果左右も出ました。
中寸ですが、中寸なりのバランス・浅葱・蛇の目も良く、尾に問題がなければ会用でした。
この魚は特に頭の形、巨顔から腹まで続く太身が受け継がせたいポイントになっています。
↑裏側・横見
跳ね上げの度合はこんな感じです。親骨も厚く強くハネるのを躊躇って今まで残してきました。
↑中寸オス
会には不向きなほどの尾のせり出し。尾が垂れてしまうことが多い東錦で、過剰なまでの尾型は種に楽しみがあります。
また、頭の発達、トキンの出が兄弟一なので残留しています。
↑個人的に尾をたたまず水を抱え込むように泳ぐ完璧に近い尾型なので、ずっとオスだと思っていたらメスだった個体。
これだけの尾型が付いているので頭の固さが顕著に出たのかな?と考えますが、この兄弟達の種オスの尾型がパワーアップして引き継がれた良い事例。その分、頭が後退してしまったのが吉と出るか凶と出るか・・・。
↑メス 長手で頭の赤が入った個体。浅葱の出がイマイチですが、バランス的に親に作りこむなら筆頭です。
↑オス 赤が余り入らずスッキリとした東錦。尾の張り出しが弱く会向きではありませんが、色が乗らない種として使えるため残してあります。
↑メス 関東東錦と言うことはできませんが、予備種として残していました。ボウズで丸手寄り、でも尾はまあまあといった具合。
↑オスメス不明です。浅葱色が綺麗じゃないので会にはNGですが、綺麗に出ていれば会に出せました。
たぶんこの先もボウズですが、顔に赤虫が張り付いたままみたいな柄が好きです。
↑最後にメス 2歳の中では一番好きな会用個体です。
この兄弟達の直の曽祖父世代が師匠の中でも最強世代でして、何とかうまい事この個体に受け継がれたな~と感じられます。
今年この兄弟達で採った稚魚は流してしまっているので、来年リベンジです!

今日はちょっくら真面目な記事で、私的考な関東東錦の資質とか載せてみようかな~と思います。
私は関東東錦の会用作出を目指して繁殖・飼育しておりますが、10月まで残るまでに次から次へと欠点が出てきます。
特に尾型にはこだわって選定・選別等しますが、会用・種用共に良い魚ほど左右や跳ね上げが出てきてしまいます。(良い魚に限って!っていうのはどの品種も同じ経験があるのではないでしょうか?)
私の過去の仔引き経験上、バランスの良い優等同士の掛け合わせでも2ヶ月育てて流したり、中寸や赤が乗っている魚で掛けたのに模範的な色柄が多く出たり、などやってみないと分からないというのが本音ですが、絶対に決めている事は自分のやっている魚の雰囲気が出ていたり、後世に継がせたいポイントが出ている個体で仔引きする、という事です。
なので、当歳の時期に欠点が出ていても考え方・使い方で、残してみたら案外面白い結果になった!ということになるかも知れません。
人それぞれ色々と考え方があると思いますが、暇潰し程度に思って下さい。

長手でバランス・浅葱・蛇の目・尾型良し。尾に問題さえなければバリバリの会用になりました。
特に魚の雰囲気がうちの系統感が出ていると感じます。



中寸ですが、中寸なりのバランス・浅葱・蛇の目も良く、尾に問題がなければ会用でした。
この魚は特に頭の形、巨顔から腹まで続く太身が受け継がせたいポイントになっています。


跳ね上げの度合はこんな感じです。親骨も厚く強くハネるのを躊躇って今まで残してきました。

会には不向きなほどの尾のせり出し。尾が垂れてしまうことが多い東錦で、過剰なまでの尾型は種に楽しみがあります。
また、頭の発達、トキンの出が兄弟一なので残留しています。

これだけの尾型が付いているので頭の固さが顕著に出たのかな?と考えますが、この兄弟達の種オスの尾型がパワーアップして引き継がれた良い事例。その分、頭が後退してしまったのが吉と出るか凶と出るか・・・。





たぶんこの先もボウズですが、顔に赤虫が張り付いたままみたいな柄が好きです。

この兄弟達の直の曽祖父世代が師匠の中でも最強世代でして、何とかうまい事この個体に受け継がれたな~と感じられます。
今年この兄弟達で採った稚魚は流してしまっているので、来年リベンジです!