8月に入ってから術前検査のため来院し、肺活量の検査等や麻酔の説明が行われました。
麻酔については麻酔科の先生(女医さんでした)が今回の手術で予定されている全身麻酔の流れやリスクについて説明してくれました。
実は私は20代前半に別の病院で盲腸の手術をした時に脊椎麻酔をしたのですが、その麻酔の後遺症で退院後に脊麻後頭痛になりました。
これは脊椎麻酔の針穴から脳脊髄液が漏れることにより頭蓋内圧が低下して激しい頭痛を引き起こすもので、仰向けで寝ていると症状はないのですが、起き上がると脳圧が下がり、絶えずハンマーで頭を殴られているくらいの激しい頭痛が起こってトイレに行くのも困難なほどでした。
病院に電話をするととにかく十分に水分を取って安静にしてくださいと言われたのですが、あまりの頭痛に耐えきれず、必死の思いで来院し点滴を打ってもらったことにより治りました。
麻酔恐怖症の私は自分の麻酔歴を伝えたところ、先生から今回の手術が全身麻酔のみで行われることや麻酔の詳しい説明を聞くことができ、納得して麻酔に関する説明および同意書にサインしました。