人間ドックで腎臓に腫瘍を指摘された時、その後のMRI検査、CT検査で悪性(がん)の疑いがあると言われた時、私は時間があればパソコンや携帯で腎臓がんのことを検索していました。

 

「腎細胞がんは50歳ごろから増加し、70歳代まで高齢になるほど罹患率が上がる」

「腎細胞がんは一般的に男性が女性に比べて約2倍掛かりやすい」

「腎細胞がんは喫煙者や肥満、透析をしている人に多い」

「腎細胞がんに掛かる割合は10万人に約10人」(←いろいろ調べてみたところ、30代だと10万人に1~2人いるかいないかくらい?)

 




透析とは関係なく、今まで喫煙したこともないし、特に肥満でもない。

癌家系でもないし健康そのもので何にも条件に当てはまっておらず、ましてや30代の罹患率が本当に低いので、まさか自分がという思いがありました。

腎臓がんは基本生検をせず術前のMRIやCTの画像だけで悪性か良性かを判断して手術するので、いざ手術をしてみると良性だったということもあります。

ですので結果は最後まで分からない、良性かも知れないと心の片隅では希望を持っていました。

 

ちなみに腎臓にできるがんは2つあり、腎実質の細胞ががん化して悪性腫瘍になったものを腎細胞がん、腎盂にある細胞ががん化したものを腎盂がんといいます。

私の場合は前者の腎細胞がんだっだので、これからは腎細胞がんと表記していきます。