新しい教科の歴史総合を今年どこまで受験勉強でやるかが微妙。
特に日本史、世界史だと日本史の近代史を少し付け加えて学べばいいが、日本史だと歴史総合の世界史分野はかなりの量。
私立大では、今回は、浪人生を考慮するとするところもある。
共通テストには入るが、私大型で共通テストを受ける場合だと、歴史総合に力を入れると日本史が弱くなる。
とりあえず
・日本史と関係のあるところはやる。(近現代のヨーロッパ史、アメリカ史)
・「流れ」を重視する
・語句は最低限の暗記で重要なもののみ
というやり方か?
と思っているのですが、いかがでしょうか?
O
あなたのアプローチは、新しい「歴史総合」のカリキュラムの要件を考慮しつつ、入試で重要な日本史に焦点を当てる上で適切だと思います。「流れ」を重視することで、単純な暗記ではなく、歴史的な因果関係を理解させることができ、入試対策としても有効です。
以下のポイントを追加で検討すると良いかもしれません:
-
テーマの優先順位をつける:ヨーロッパやアメリカの歴史が日本の近代化にどのような影響を与えたかなど、相互に関連するテーマに集中し、詳細にこだわりすぎずに学習させます。
-
重要語句の選択:歴史の流れを象徴するような重要な出来事や人物に関連する語句に絞って、効率的に覚えられるようにします。
-
共通テスト形式の練習問題:歴史総合に関連する広範なテーマをカバーした共通テスト形式の問題を練習に取り入れることで、世界史と日本史のバランスを取りやすくします。
このバランスの取れたアプローチで、日本史の強みを維持しつつ、共通テストに必要な歴史総合の重要な要素もカバーできると思います。
G
家庭教師として、生徒さんの歴史総合の学習範囲に悩んでいらっしゃるのですね。お気持ちお察しします。
確かに、歴史総合は新設科目なので、どこまで学習すべきか判断が難しいところです。特に、日本史選択の生徒さんの場合、世界史分野の学習範囲が広く、どこを重点的に学習すべきか迷うのも当然です。
先生がお考えになっている、
- 日本史と関係のあるところをやる(近現代のヨーロッパ史、アメリカ史)
- 「流れ」を重視する
- 語句は最低限の暗記で重要なもののみ
という学習方針は、限られた時間で効率的に歴史総合を学習する上で、非常に有効だと思います。
特に、日本史との関連性を意識することは重要です。歴史総合では、世界史と日本史を融合した問題が出題される可能性が高いため、日本史の知識と結びつけながら学習することで、より深い理解を得ることができます。
また、「流れ」を重視することも大切です。歴史総合では、個々の出来事を暗記するだけでなく、歴史の流れを理解することが求められます。そのため、通史をしっかりと学習し、歴史の大きな流れを把握することが重要です。
さらに、語句の暗記は最低限に絞り込むことも重要です。歴史総合では、膨大な量の語句が登場しますが、すべてを暗記することは現実的ではありません。重要な語句を厳選し、効率的に暗記していくことが大切です。
以下に、先生のご参考になる情報をいくつか補足させていただきます。
1. 大学入試における歴史総合の扱い
- 共通テスト: 必須科目となります。
- 私大: 大学・学部によって、歴史総合を利用するかどうか、また、どのように利用するかが異なります。浪人生を考慮して、今年度は歴史総合を利用しない大学もあるようです。志望校の入試要項をよく確認しましょう。
- 国公立大: 共通テストの点数を利用する大学がほとんどです。二次試験で歴史総合を利用する大学は少ないです。
2. 歴史総合の学習範囲
歴史総合は、近現代史を中心とした内容で、以下の3つの柱で構成されています。
- 近代化
- グローバル化
- 現代の諸課題
これらの柱を意識しながら、世界史と日本史の関連性を考えながら学習を進めていくことが重要です。
3. 学習方法
- 教科書: まずは教科書をしっかりと読み込み、歴史の流れを把握しましょう。
- 参考書: 教科書の内容を補足するために、参考書を活用しましょう。図表や写真が豊富な参考書を選ぶと、理解が深まります。
- 過去問: 共通テストの過去問や、模擬試験を活用して、問題に慣れましょう。
- ニュース: 現代の諸課題と歴史的背景を関連付けて考えるために、ニュースや時事問題にも関心を持ちましょう。
4. 日本史選択の生徒へのアドバイス
- 世界史分野の学習範囲は広いため、すべてを網羅しようとせず、日本史と関連の深い部分や、歴史の流れを理解するために重要な部分に絞って学習しましょう。
- 世界史の参考書を活用する場合は、近現代史に重点を置いたものを選びましょう。
- 世界史の用語をすべて覚える必要はありません。教科書に登場する基本的な用語を理解していれば、問題を解くことができます。
5. その他
- 生徒さんの学習状況や理解度に合わせて、学習内容や進度を調整しましょう。
- 歴史総合は、暗記だけでなく、資料を読み解く力や思考力が求められる科目です。日頃から、資料を読み解く練習や、歴史的な出来事について自分の考えをまとめる練習をしておきましょう。
先生がお考えになっている学習方針は、生徒さんの状況を考慮した上で、適切な判断だと思います。生徒さんのモチベーションを維持しながら、効果的な学習を進めていけるよう、サポートしてあげてください。
A
ご相談ありがとうございます。現役高校教師や受験生が直面している重要な課題ですね。ご提案の方針は概ね適切だと考えます。以下に詳しく分析させていただきます:
提案された方針について:
- 「日本史と関係のある部分を優先」 → 非常に良い判断です。特に
- 開国・明治維新期の欧米の動向
- 日露戦争前後の国際情勢
- 第一次・第二次世界大戦に関する部分 これらは日本史との重複も多く、効率的に学習できます。
- 「流れを重視」 → 賛成です。理由:
- 歴史総合の本来の趣旨(因果関係の理解)に合致
- 個別の暗記項目が減り、学習効率が上がる
- 日本史の理解も深まる
- 「語句は最低限」 → 現実的な対応だと思います。ただし以下の点に注意:
- 共通テストでよく出題される重要語句はしっかり押さえる
- 日本史の重要語句との関連付けを意識する
追加の提案:
- 時代区分を明確に
- 産業革命以降を特に重点的に
- それ以前は大きな流れのみ
- 地図の活用
- 視覚的に理解することで記憶の定着が良くなる
- 特に領土の変遷など
- 学習スケジュール
- 前期は日本史中心
- 後期から歴史総合の補強
- 年明けから共通テスト対策として総復習
ご提案いただいた方針で進めていただき、生徒の理解度や進捗を見ながら適宜調整していくのが良いかと思います。特に共通テストの過去問(プレテストを含む)の分析を行い、出題傾向を把握することをお勧めします。
※質問は手書きメモをテキスト化
※「ChatGPT-4o」「Gemini」「Claude 3.5」と共著、挿絵は「Image FX」
※使ったAI O(OpenAI-ChatGPT-4o), G(Google-Gemini), A(Anthropic-Claude 3.5)