中学生の娘が、金曜日の朝、37度ちょいの熱と頭痛だったので、とりあえず学校を休ませました。最初は、ただの風邪だと思い、一日安静にして、一晩寝れば、いつもみたいに元気になるだろうと思いましたが、土曜日になっても同じ症状が続きます。週末だったので、様子を見ることにしましたが結局、月曜になっても微熱と頭痛は収まりませんでした。
風邪の症状が続いたので、保健所の帰国者・接触者電話相談センターに連絡したところ(すぐにつながりました。保健所というとなんとなく怖いイメージがあったのですが対応は非常に優しかったです。)、近くの内科の病院に電話をしてから行って診察を受けてくれとのことでした。近くの病院に電話をすると先生にかわって症状を聞かれ、診察に来るように言われたので、その病院に行って診察を受けました。病院は、他に来ている人は誰もいませんでした。わざわざ、そういう状態にしてもらったようでもないので、内科は、まだ行きづらいのかもしれません。数日前に行った耳鼻科は、すごく混んでいましたら病院によって違うのでしょう。症状や家族の状態などを聞かれ、特に呼吸器系の異常がないかを調べているようでした。血中酸素濃度も調べていました。重症化する前には、異常値を示すというのを読んだことがあるので、それかなと思っていました。診察の結果、なんともいえないので、解熱鎮痛剤で、3、4日様子を見て下さいとのことでした。症状が悪化するようなことがあれば連絡して欲しいとのこと。また、そのまま元気になれば、通学しても大丈夫とのことでした。
やっぱり日本では、新型コロナウイルスのPCR検査は、なかなか、やらないんだと思いました。これが日本の方針だとしても、ちょっと微妙な感じになります。もし、感染していたとしても重症化の予兆はないというところまでは診てくれるのですが、検査までは、してくれないようです。PCR検査自体の精度もあるし、子どもが重症化することは、ほぼないとわかっていても、感染を広げないという観点からは、どうなんだろうと思いました。結局、わからないまま、元気になったら学校にも登校することになります。あと、家族内での感染も気になります。
先生の話を聞いた感じでは、もし感染していたとしても、今行われている通常の感染予防対策(マスクや手洗い、ソーシャルディスタンスなど)が取られていれば、他の人には移らないという前提があるように思いました。確かに、症状のない感染者から他へ感染する割合は、症状のある人に比べて低いという話も別の小児科の先生から聞きました。まあ、いたずらに検査して感染者数の数値が増え、危機を煽るよりは、この方法のほうがいいのかもしれません。なんとなく釈然とはしませんが、薬を飲んで、熱も下がってきたようなので、数日様子を見て、学校の先生と相談してOKをもらえれば登校を再開させようと思います。