子どもが自分で計画を立てて何を今やらなければならないのか判断できる能力というのが、これから大事になってくると思う。先のことまで考えて、そのために何をしなければならないかを元に、きちんと無理のない計画を立て、今、やらなければならないことをきちんとやる。
実を言うと家庭教師は、それをやるのが主な仕事で、教えることは、その次なんじゃないかと思っている。実は、これは、大人になっても難しい。自分自身、それが、きちんとできているかといえば怪しい。ただ、子ども達に対して、目標に向かって、どうすれば良いかをアドバイスすることは、経験から可能だ。だから、家庭教師という仕事ができるんだと思う。実際、それをやるだけで、子ども達の多くは、成績がアップする。びっくりするくらい成績の伸びる生徒もいる。それが大事で、できないから、サポートして、目標に近づくというのが家庭教師の求められていることなんだと思う。
ただ、一方で、子ども達自身の、その能力を、どうしたらアップできるかというのは、方法論としては、まだ、よくわからない。今回の新型コロナの自粛のようなことがあって、その能力の大切さはわかったが、どうすれば、それが伸ばせるのか。具体的に調べていく必要があると思っている。