
「箱みがうちに来た冬の夜|猫と暮らして気づいた、60代からの"生きるヒント"」
箱みがうちにやってきたのは、冬のことでした。
息子が事情があって飼えなくなり、猫ケースに入れてうちに連れてきたのです。小さな赤ちゃん猫が、ケースの中でまるくなっていた。
その夜、私はハロゲンヒーターをそっとそばに置きました。オレンジ色の暖かい光の中で、箱みは一晩中ケースに入ったまま、静かに眠っていた。
その光景が、今でも忘れられません。
名前は「はこみ」。箱入り娘のように大切に育てようと、そう決めました。
今では「ちゅーる」を1日1〜2本。袋をカサカサさせると、どこからともなく飛んでくる。その顔を見るたびに、思わず笑ってしまいます。
最近、『にゃんこバイブル』(塩谷直也著)という本に出会いました。猫と日常の小さな気づきを綴った一冊で、読みながら何度もうなずきました。
猫って、ただそこにいるだけで人に何かを教えてくれる存在なんだと。
はこみも同じです。何も言わないのに、隣に座っているだけで、張り詰めていた気持ちがほぐれていく。60代になって、そういう"静かな癒し"がどれほど大切か、身に染みて感じます。
猫がいる朝は、ちゃんと起きようと思える。
猫がいる夜は、一人でも寂しくない。
あの冬の夜、オレンジの光の中で眠っていた小さな命が、今も毎日私に"生きるヒント"をくれています。
猫のいる暮らし、シニアの日常、そして心とからだを整えるアロマのこと これからもこのnoteで綴っていきます。
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