
「もう歳だから、今さら脳なんて変わらないよね」そう思ったこと、ありませんか? 実はそれ、大きな誤解なんです。
可塑性 脳が変わり続ける力
「可塑性(かそせい)」とは、簡単に言うと脳が変化し続ける力のこと。
以前は「脳が育つのは子どものうちだけ」と考えられていましたが、今では何歳になっても脳は変化し続けていることが分かっています。
大人になってからも新しいことを覚えたり、新しい趣味を始めたりしますよね。そのたびに、脳の中では小さな変化が起きているんです。
たとえばロンドンのタクシー運転手さんは、道を覚える脳の部分が一般の人より発達していたそうです。脳って、思っている以上にしなやかなんですね。
良い変化も、そうでない変化も起こるここで大事なポイントが一つ。可塑性は「良いことばかり」ではありません。
良い変化:新しいことが少しずつ上手になる、動作がスムーズになる 。
あまり嬉しくない変化:本来治るはずの痛みを、脳が「痛み」として記憶し続けてしまうだからこそ、どんな習慣を積み重ねるかが大切になってきます。
脳を良い方向に変える3つのヒント
①使い続ける:使う機能はどんどん活性化します。難しいことでなくて大丈夫。会話や指先を使う作業など、続けることが力になります。
② 興味から始める:「楽しい」「興味がある」と感じることほど、脳には残りやすいんです。
③ 呼吸とめぐりを大切に
ゆったりとした呼吸を意識するだけでも、脳の元気につながります。
脳は、何歳になっても変わり続けるしなやかな存在です。
「もう歳だから」ではなく「これからも変わっていける」
そんな視点を持つだけで、日々の過ごし方が少し変わるかもしれません。
児童指導員 / FNT認定トレーナー
ニックネーム 箱みねこ