しはるのことを書くのが遅くなりごめんなさい。

Instagramをフォローしてくださってる方たちはご存知の通り、
10月20日にしはるをFIPで看取りました。

致死率100%と言われる病気。
日本で認められている薬がなく海外輸入の高額な薬(ムティアン)を使用するのが多いけどそれで治るかもわからない。

ボラとして、たくさんの命と向き合う中で1匹に大金をかけるわけにもいかない、けど助けたい気持ちはみんなと同じです。 
私にできることは最期までしはるに愛情を注ぐことしかない。

そんな中、人のコロナの薬が有効ということで扱う病院が増えてきました。
まだ実例の少ないこの治療をやってみるか、と先生に言われました。とてもとても悩みました。
出回っているムティアンよりは安い、とは言っても1錠8,000円の薬(この病院では)。とてもとても悩みました。

とてもとても悩んで、試すことにしました。
もう直ぐボーナスだし…とか思っちゃう(貯金できないタイプ)


周りのボラ仲間からたくさん話は聞いてたし、通っていたシェルターにもFIPの子はいたけど、我が家では初でした。


紫陽花から紫花(しか)陽花(ひか)紫陽(しはる)

そうやって友人がつけてくれたカワイイ名前



ちょっと人見知りで


みんなより鼻が高くて




でも実は甘えん坊でした


毛がパサパサしてるのと💩緩いのにお腹膨らんでるのが心配で病院へ行きました。

その時はまだ元気だしご飯も食べてた。


そこで出された診断がFIP…





こんなにどんどん進行していくんですね




亡くなる2.3日前、ご飯をよく食べたんです。

嬉しかったけど、何匹も看取ってきたから分かったの。

ボクは大丈夫だよ。って言われてるのが。




亡くなる日。

私は仕事に行っててね、お家にいる旦那さんから

『しーちゃん危ない』って連絡が来て仕事が手につかなかった

急いで帰って、しーちゃんの頭を手に乗せて、撫でて

しーちゃんは待ってたかのように亡くなる準備を始めて、呼吸が変わって、ちょっと何かを話して、そのまま逝きました。


きっと最後は文句言ってたんだと思うの。

もっと構ってほしかった とか

もっと美味しいご飯食べたかった とか

なんかそんな気がしたの。もっともっと抱きしめておけばよかった。




小さくなって帰ってきたしはる


ひかもしかも今は新しいお家で幸せそうです



生まれてきてくれてありがとね。