兵庫県たつの市新宮町善定の松尾神社のシリブカガシ林を訪ねました。本竜野駅からレンタサイクルを利用しました。

 
社叢は「ひょうごの森百選」にも選ばれており、シリブカガシを食草とするムラサキツバメも生息しているようです。
本殿右手に説明板があります。シリブカガシは関東人の私とっては馴染みの薄いどんぐりです。アラカシと混生することが多く、土壌が浅い乾燥した立地に生育するようですが、近畿地方ではアラカシに比べると分布地点は非常に限られており、どのような場所を選んで生えているのか、いまひとつわかりません。
シリブカガシは境内全体で見られましたが、境内北東部では優占していました。
大きなもので樹高10mくらいです。
シリブカガシは枝に果穂がついていることが特徴ですが、遠目に見るとアラカシに似ており、注意して見ないと間違えそうになります。
どんぐりは既に落ちていましたが、自宅で水に入れたら殆どが浮いたため、シイナや未熟果が多かったようです。まだ早かったのでしょうか?
 
京都府保津峡のシリブカガシ林も見に行きたいです。