最近、当ブログを多くの方々がご覧いただくようになりました。大変光栄です。
今更ではありますが、筆者のプロフィールを書きたいと思います(以前、トップページに書いていたものです)。
【筆者プロフィール】
幼少期、カブトムシを飼育したことで昆虫に興味を持ちます。小学2年生の頃、クヌギを植えたらカブトムシが集まるのでは?と思い、自宅にクヌギのどんぐりを植えました。これがきっかけで、次第にどんぐりに興味を持ち、東京近郊だけで日本のどんぐりの殆どを発見しました。どんぐり(ブナ科)を入口として、後に樹木全般に興味を持ちます。
写真1:クヌギ(2018年10月、東京都稲城市にて撮影)
大学では森林生態学を専攻しますが、大学時代は樹木=勉強になったことで、純粋に楽しいという気持ちはなくなり、樹木に対する熱も冷めていました。
しかし、大学を卒業した年の秋、どんぐりが落ちている光景を見て、ふと懐かしい気持ちが湧き上がってきました。再びどんぐりに興味を持ち、子供の頃と違って活動範囲も広くなりました。子供の頃からの憧れだったオキナワウラジロガシを見に石垣島にも行きました。旅行した時にその土地の植生も調べるようになり、地域による植生の違いにも興味を持ちました。
また、フモトミズナラの情報が図鑑では殆ど得られなかったため、自ら自生地を訪ねて観察・撮影したり、文献で調べたりして情報をまとめるようになります。この時に東海丘陵要素植物を知りました。後にフモトミズナラ以外の種も情報をまとめるようになりました。
そして、自分が調べてきたことをまとめたり、他の人達と交流を図る目的で、2015年にアメブロを開始しました(本格的に投稿するようになったのは2017年からです)。
【興味があること】
・どんぐり(ブナ科樹木)
写真2:フモトミズナラ(2017年8月、愛知県モリコロパークにて撮影)
以前は外国産種も探していましたが、近年は国産種の生育環境(植生)を調べることに力を入れています。ブナ科は日本の森林の主要な構成要素であるため、生育環境を調べると日本の森林の全体像も理解できるようになるのが面白いです。関東には少ないナラガシワ・イチイガシや、分布が限られるフモトミズナラ・ハナガガシ・オキナワウラジロガシなどには特に関心があります。
・東海丘陵要素植物
写真3:ヒトツバタゴ(2022年5月、愛知県犬山市池野にて撮影)
前述のフモトミズナラを調べていたことと、ヒトツバタゴが好きだったこと等がきっかけです。ヒトツバタゴは自宅近くに植栽されていて、初めて花を見た時にあまりの美しさに感動しました。筆者は生まれも育ちも東京ですが、知人が名古屋に住んでいたこともあって、東海は縁のある土地でもありました。近年では毎年、シデコブシ・ヒトツバタゴの花期とフモトミズナラの果期には東海の自生地を訪ねています(ここ数年、東京⇔名古屋を何往復しただろうか…)。
・クリ栽培
写真4:栽培されるニホングリ(2017年10月、東京都府中市にて撮影)
2021年から鉢植えで栽培しています。現在育てているのは、利平・銀寄・とげなし栗です。
【その他の好きな樹木】
コブシ・タムシバ・オオヤマレンゲ・ハマボウなど(モクレン科が多いですね)
まもなく、どんぐりシーズンが到来します。2017年に作成したブログテーマ「日本のどんぐり」の記事も、内容を改訂して再投稿しようと思います。