中津川市蛭川のヒトツバタゴを見に行きました。蛭川に行く前に、恵那市大井のヒトツバタゴも訪ねました。

 
【大井のヒトツバタゴ】
恵那駅の北西に位置する県指定天然記念物のヒトツバタゴです。
花は既に終わりでした。
永田川に面した斜面の岩礫地に7株のヒトツバタゴが自生し、実生も見られるそうです。
 
恵那駅から中津川市蛭川方面に向かいます。恵那駅~蛭川地区のバスは2021年3月に廃止となり、2021年4月からは火・木曜日に電話予約制で運行するのみとなっています。恵那駅からバス・16毛呂窪線で太田中組バス停が近いものの、丁度良い時間の便はありません。そのため、恵那駅からタクシーを使いました(ひとつばたご祭りではバスツアーが運行されるそうです)。
 
【蛭川のヒトツバタゴ】
博石館横のヒトツバタゴ。市指定天然記念物ですが、説明板はありませんでした。花は既に終わりです。
小川の護岸横の僅かに土が露出した部分から生えています。
 
国指定天然記念物の長瀞のヒトツバタゴに向かいます。多くは植栽されたものだと思いますが、蛭川には多数のヒトツバタゴがあり、真っ白な姿になっていました。植生はアベマキ・クリが多く、クリは岩場に生えたものもありました。コナラよりもアベマキが多かったです。
長瀞のヒトツバタゴ。丁度満開でした。花期は犬山や釜戸より約1週間遅いです。写真は樹齢100年以上とされる自生個体です。
和田川沿いには自生個体の実生が植栽され、並木になっています。前日の天気予報では晴れ予想だったものの、生憎の曇天です。
対岸に渡りました。かつては和田川沿いに数本の自生木があったそうですが、現存するのは1本のみです。
今洞のヒトツバタゴまで行きたかったのですが、今回はここで引き返しました。
 
<中津川のヒトツバタゴ参考サイト>
 
中央線の車窓からも多数のヒトツバタゴが見られました。今回は曇天で良い写真が撮れなかったのには悔いが残ります。来年以降リベンジしたいです。