今日は横浜市の師岡熊野神社、上永谷天神社へ初めて行ってみた。




まずは師岡熊野神社。


神奈川県指定天然記念物のアカガシ林があると聞いたが、実際にはツクバネガシであった。




写真は境内で一番大きく、横浜市の名木にもなっている木である。


境内にはかなりの数のツクバネガシがあり、大木も多かった。


関東地方でツクバネガシの群落はとても珍しい。




その後、ここから北東方面へ続く丘に沿って歩いてみた。


北東方面に進むにつれ、アカガシも現れるようになり、ツクバネガシとの雑種であるオオツクバネガシと思われる個体も見られた。


また、その先の杉山神社にもアカガシの名木があるらしいので行ってみたが、残念ながら倒壊してしまったようで、倒れた樹冠だけが無残にも残っていた。




気を取り直し、上永谷天神社へ。


ここには神奈川の名木百選にもなっているアカガシがある。






昭和59年の指定当時は根元から3本の主幹を伸ばしていたようだが、現存するのは1本のみ。


それでも中々の迫力だった。


かつてはもっと雄大に聳え立っていたのだろう。


境内には他にもアカガシが数本生えていた。




また、ここのアカガシのどんぐりは毛が生えているのが特徴的だった。


同じ種類でも個体によって変異があるのは面白い。




横浜市内には他にもアカガシの巨木が多くあるようなので、また訪れてみたい。