※まとまりがなく話が飛び飛びですm(__)m
2015年12月5日、エディオンスタジアム。
試合終了前から、込み上げてくるものをとめることができなかったという広島のキャプテン、青山敏弘。
ホイッスルが鳴り響いて、アオに真っ先に駆け寄って抱き締めたのは、アオにキャプテンを託した寿人だった。
責任感の強いアオは、キャプテンという立場に苦しんでいたこともあった。
実際、14年の結果をすべて自らに背負い込むような発言もしている。
必要以上に自分を責めたりしたこともあったかもしれない。
アオは尊敬してやまない偉大なエースの後を継いだことを誰よりも重く受け止めていた。
そして寿人は、アオが苦しんでいたのを知っていたんだと思う。
青山敏弘と佐藤寿人。
入団当初から切磋琢磨してきた広島が誇るゴールデンコンビであり、新旧キャプテンであり、サポーターからも絶大な人気を誇るふたり。
ふたりの関係性は一言では片付けられないものがあって、抱き合うふたりを見ると言葉では上手く言い表せない感情があった。
優勝インタビューでは、交通事故で亡くなったサポーターや、災害に遭われた方々へ優勝の報告をして、本当に広島のキャプテンらしいなと。
広島のキャプテンとして優勝できたことは誇りだとアオは言ってくれたけど、青山敏弘というキャプテンと共に掴んだ優勝が、その言葉が、青山敏弘が、私たちの誇りだよ。
チャンピオンシップ(CS)MVP、ベストイレブン、JリーグMVP、年間ベストゴール。
12年の寿人同様に、アオは個人賞をほぼ総ナメにした。
優勝報告会のとき、寿人が矢面でしゃべることはなかった。
場を回すのは、選手会長で盛り上げ役の千葉と、キャプテンアオだった。
それを見て、時代は変わったのだと、実感した。
いろんな面で寿人がいなければどうにもならなかった昔とは違うんだなと。でも決して寿人が必要なくなったわけでも寿人の心が失われたわけでもなくて、長年寿人が背負ってきたものが次の世代へ託されて、脈々と受け継がれていくんだと、思った。
当たり前と化した60分前後での寿人→拓磨の交代も、時代が変わりつつあると言えるかもしれない。
もちろん、アオと違って拓磨はまだまだ。
すべてにおいて、寿人は拓磨を圧倒している。だからこそ、先発には佐藤寿人の名が書かれ続けている。
でもいつか、遠すぎない未来に、キャプテンマークが寿人からアオへ受け継がれたように、エースも受け継がれていくのかなと、そんなことを考えています。
寿人もカズも浩司も、ずっと、永遠に、一緒にいたい。
でもそれは絶対に不可能。
だけど、彼らと共に獲ったタイトルは、サンフレッチェが存在する限り永遠に左胸に刻まれて、共に闘うことができる。
彼らの想いを、心を、未来の戦士に託して、未来のサンフレッチェへ繋げることはできる。
私の未来予想図
※妄想です
#7 野津田岳人
#8 宮原和也
#11 浅野拓磨
そこに駿もいたら、こんな幸せな未来、他にないね。