※長い上にまとまりがありません…(´Д` )
G大阪 0 - 2 広島
寿人
柴崎 ドグ
航平 ミカ
カズ アオ
ミズ 千葉 シオ
卓人
立ち上がりはガンバの攻勢。それでも我慢の時間と割り切って切り抜けると徐々に形勢逆転。
決定的ではないにしろチャンスはあったけど東口の好セーブもあって得点はできず。
33分、スタジアムが震撼した。
寿人にイエローカードが出された。
寿人へのカードを見たことは、一応ある。でも初めてと言っても過言ではない。それくらい長きに渡って一度もカードをもらっていなかった。
佐藤寿人はフェアプレー。カードなんてもらわない。
それはサンフレサポのみならず全国のサポーターに知れ渡っている。
故にガンバサポーターも驚いたのだろう。テレビ越しでも悲鳴にも似たどよめきが響いた(ちなみに以後10分くらい私は放心状態だった)。
一生もらわないと思っていたからサンフレサポは本当に驚愕したし、6年ぶりとなればニュースにもなるだろうけど、それって本来ありえないことだよね。
言ってみれば寿人はただ警告を受けただけ。他の選手なら、日常茶飯事のごく普通の現象。
それが味方の選手すら驚きニュースにまでなるんだから、寿人は本当にすごい人だよ(^_^;)
さて、後半に入っても鋭いカウンターを仕掛ける場面が続く。
そして54分、ドグがPAギリギリ外で倒されてFKを獲得。左足で蹴るには絶好の位置だった。
ドグが蹴るとは思った。なんとなく決まる気もした。しかしそれはおそらく希望に過ぎなかった。ドグは希望を上回る素晴らしいFKをネットへ突き刺した。均衡を破った。
その後ガンバは東口が、サンフレは水本が負傷により交代を余儀なくされた。
二人とも経過の発表はなくどういう状態なのか心配。大事でないことを祈るばかりです。
ミズの治療の間、そして退く最後まで、ブーイングを続けたガンバサポーター。
審判が止めるタイミングがおかしかったこともあるのだと思う。止めるならアオがボールキープしていたとき、またはガンバボールになってガンバがボールを下げた瞬間が妥当だった。あれは完全に主審が悪い。
サンフレも、ボールを外に出してしまえばよかったんだ。
負けている状態なら尚更、不満はわかる。
しかもガンバにとってミズは自チームでは何の活躍もしなかったくせに他チームで連覇に貢献しベストイレブンや代表に選ばれ、現在も首位の堅守に貢献している選手。
確かに気に入らないかもしれないけれど、いい加減ミズへの執拗なブーイングはやめていただけませんかね?ミズがガンバにいたのは5年以上も前のこと。もういいでしょう。
交代が決まってからもブーイングする必要があるんですか?
水本裕貴はサンフレの大切な戦士の一人です。ガンバにはもう何の関係もない。
何年経っても消えない負の感情はわかるよ。サンフレは身を裂かれる移籍を幾度となく経験して来たのだから。それには説明も要らないと思う。
でもミズは普通に移籍しただけでしょう?出場機会を求めた。それってそこまでのブーイングが必要なものですか?
サンフレサポが行った東口への拍手はもちろん敬意を評してのものだけど、「厄介な東口が交代=ラッキー」の意で取られたガンバサポもいたようで、色々と残念です。
ミズの後を継いだササショーは、少し審判に言いすぎなところはあったもののプレーは問題なかった。
DF陣全員でパトリックもシャットアウト。
やっぱりササショーには心配はいらないね。
お互いに決定機を迎えるも1-0のまま試合が進む。
ガンバの反撃を身体を投げ出して防いだDF陣と完全に1点というピンチを防いだ卓人と。「絶対にやらせない。」その気迫は感動すらあるほどだったよ。
締め括りは89分、拓磨が粘ってアオへ。シュートかと思われたアオは冷静にラストパス。走り込んだ航平が思い切り振り抜いてネットへ。
ゴール前でキープしながら周りを見ることができるようになった拓磨の成長と、あの時間にあそこにいられるアオの強みと、ゴール以外見えていない航平の情熱とが生んだ勝利を決定付ける大きな1点だった。
長いアディショナルタイムを凌ぎ鬼門中の鬼門万博で勝利!
ユアスタ、埼スタ、日本平、小瀬、そして万博。程度に差はあれど鬼門と言われる場所をすべて攻略。
おかげでなんと2stアウェー全勝だって。ホームで負けすぎだろ、とツッコミを入れたいけど(苦笑)とんでもない記録だわ(◎_◎)
そしてゴンさんが来た試合のサンフレの勝率、私の知る限り100%!
やっぱりゴンさんはサンフレの勝利の女神ならぬ、勝利の…王子様⁉︎(*゚▽゚*)
2位と2stでは勝ち点3差、年間では2差をつけて最終節へ。
*
セカンドステージ優勝は事実上決定。湘南なら余裕で勝てるだろうし年間勝ち点1位も決まったようなものだな。
もしそういった思いがあるのなら、今すぐ捨ててください。
いつからかサンフレにとって大切な言葉になった「気持ちには引力がある」。これはいつも良い意味で使われるけど、悪い意味でも同じです。
優勝の可能性に浮かれて、「勝てるだろう」などという慢心があれば必ず隙が生まれます。その隙を見逃してくれるほど湘南は弱くない。
むしろ1stでもYNCでも勝てなかった手強い相手です。
湘南は3連勝中。しかももしかしたら監督のキジェさんや永木、遠藤航と共に闘うことのできる最後の試合。そうでなくても簡単にいく試合なんて、ない。
もちろんサンフレなら勝てるという確信はある。けれどそれはサンフレが全力を尽くした結果のもの。今の順位や過去の相性は勝利を約束してはくれない。
サポーターが浮かれていたら、勝てるものも勝てない。
選手たちが口を揃えるように、まだ何も決まっていない。12月5日に勝利して初めて、優勝の誉れを手にできる。
歓喜はもう少し先にとっておいて、今はただ、目の前の試合に全力を尽くすサンフレを全力で応援しましょう。
11月22日のエディオンスタジアム。
残されたのはバックスタンド自由シートのみ。売り切れるのも時間の問題だと思う。
満員のビッグアーチで、歓喜の序章を、みんなで。