新潟 0 - 2 広島
寿人
岳人 ドグ
柏 ミカ
カズ アオ
ミズ 千葉 シオ
卓人
終始相手ペースと言っても過言ではない試合だった。
それでも直近の2試合を活かして、劣勢も割り切ることができた。
セカンドボールが悉く相手に渡る我慢の展開にも焦れず、守備陣は身体を張ってゴールを死守した。そして最後には守護神が立ち塞がった。
後半攻めあぐねている状況で投入された拓磨が流れを一変させた。
決定的ピンチを凌いだ後チャンスを創出したのは、前節すべての責任を自身に背負い込んだシオ。
らしい攻め上がり→拓磨の落とし→DFとは思えないほど冷静に相手DFをかわして左足で豪快にゴール!
塩谷司らしさ満天のゴールだった。
試合勘はまだ完全に戻ってはいない。それでもシオは重要な戦力であり、監督からの信頼も厚い。
佐々木や和也にはない武器。それは圧倒的かつ稀有なもので、サンフレの武器でもある。
これを機に復調してくれると嬉しいし、それがサンフレのため。
頼むぞ司。
そして、おかえり。
1-0でも勝ってくれると信じてはいた。でも相手の状況とホームアドバンテージを考えると、どうしても不安を拭えなかった。
そんな不安を吹き飛ばしてくれたのが、カズだった。
そこに至るまでの流れはあまり覚えていない。
カズがゴールしたという事実が嬉しくて嬉しくて、選手たちや監督、サポーター、関係者の誰もが同じ気持ちで、皆喜びを爆発させた。
シオのゴールは手を叩くくらいなのにカズのゴールは全力ガッツポーズのぽいちさんw
ありがとうカズ。2012年以来のゴールおめでとう!
試合終了、整列、ホイッスル。
響く林卓人の歌。
それがこの試合の、そして今季の象徴。
この試合だけでも何点防いでくれたかわからない。1対1ですらゴールを許さなかった。勝てたのは卓人のおかげだよ。ありがとう。
審判が悪くて、流れもよくないなか、我慢して我慢して、少ないチャンスをモノにして、追加点を奪って勝利。
ゴールしたのは守備の二人。MOMはGK。
連敗した嫌なムードを払拭するには上出来の結果だと思う。
でもこの勝利で優勝を口にできるほど甘くはないから。
みんなの口癖「1試合1試合」を口だけにしないように、次の名古屋戦も全員でしっかり闘って勝とう。