※愚痴満載です。




約一ヶ月。サンフレは怒涛の連戦を闘ってきた。

他チームはGWのちょっとした連戦でヒーヒー言ってるのに、サンフレ、セレッソ、フロンターレは11連戦。
他チームがたった4連戦で「疲れが…」って言ってるのはめちゃくちゃ腹が立ったけど、本来4連戦でも十分キツいことを頭ではわかっていた。



感覚が麻痺して中3日ならマシな気がするほどの過密日程。
移動距離と移動時間は想像を絶するもの。
当分練習すらできていない。

そしてもちろん試合は真剣勝負。
特にACLはどの試合も神経が擦り減る緊張感に満ちていて、一試合毎に大きく疲弊した。



それでも連戦の序盤~中盤はしぶとく勝ち点を拾って、ACLも勝ち進めた。(残念ながら崩壊してしまう日もあったけど。)


連戦の最後になると、我慢ができなくなった。体力的にも精神的にも、とっくに限界を越えていた。
蓄積疲労は選手たちのすべてを蝕んで、信じ難いミスに繋がってしまった。




選手を見るのが辛かった。
試合が始まると早く時間が経つのを願った。
負けたって悔しくなかった。
サッカーの楽しさがわからなくなった。

距離を置く気は毛頭なかったけど、今のサンフレを見ていたくなかった。


何もかも、こんなこと初めてだった。



選手はしんどいだけ。
そんな選手を見たサポーターは心が痛むだけ。


こんなの、サッカーじゃない。




怪我人が出なかったのはチームの努力が生んだ奇跡だと思う。

こんな過酷な日程に何のメリットがあるのかわからない。




もう、こんな日程は最後にしてほしい。
二度とこんな連戦をやらせちゃいけない。

選手が壊れてしまう。
サポーターも離れてしまう。


こんな日程でACL優勝しようなんて虫がよすぎる。できたらただの奇跡だ。



リーグ戦も、有利不利がありすぎる。

サンフレが引くぐらいの日程と移動に苦しむ一方で、1ヶ月弱の移動距離が400kmにすら満たないチームがある。


GWに試合を強行させての過密日程は観客動員を見込んでのことなんだろうけど、サンフレはGWにホームゲームがなかった。

GWには試合がなく平日にはたくさんある。サンフレは収益的には損しかない。

改めて、サンフレみたいなクラブのことはどうだっていいんだね。


観客動員で言えば、リーグ戦のホームを2度も金曜開催にせざるを得なかった川崎も間違いなく損失がある。



結局は、お偉いさんが好きな複数クラブさえよければそれでいいんだね。



そのくせACLを本気でやってないとか優勝しろとか、ふざけたことをよく恥ずかし気もなく言えたもんだ。


本気でACLを勝ち進んでほしいなら、
ACL組を本当に日本の代表だと思うなら、
それなりの対応があるはずだ。



今のままならJクラブにACLの未来はない。




あと一つ指摘しておくと「ACL奪還」なんて言うけどACLは決してJのものじゃないからね。











地獄の連戦は、いくつもの傷を残しながら何とか乗り越えた。


求めていた最高のものではなかったけれど、選手個人個人としてもチームとしても逞しい成長を内容と結果で示した。


信じ難いことも起こって、それでも引きずる暇などなくて、切り替えるしか道はなかった中で感じたのは、選手たちの精神的な強さとフロントの意思だった。

サンフレは何があっても大丈夫だと改めて思った。






休みなく無我夢中で駆け抜けた11連戦。

覚悟を上回る厳しさで、溜まった疲労が肉体だけでなく視野の広さや判断力にここまで影響するとは思っていなかった。


きっと選手は体力的にも精神的にも本当に傷だらけ。

最後の敗退はさすがにショックが大きすぎただろうからとにかくゆっくり休んで。


疲れすぎた姿を見るのは辛かった反面、それでも全力で頑張っているのは誇らしかった。
ありがとう。





中断明けは、また連戦。
JはどこまでもACL組を苦しめたいらしい。

むかつくから、お偉いさんの楽しみを裏切ってサンフレが上に行こう。