※個人情報の漏洩や特定を防止するため、部分ごとにフェイクを入れています。
あらかじめご了承ください。
私は平凡な若い男です。
そんなに運動神経がいいわけでもない。
頭だって地方でそこそこ有名な私立大学に行けるくらいなレベル。
ルックスだってお世辞にも良いとは言えない。
そんなごく普通のよくいる男です。
高校まではよくいう陽キャというもので、賑やかなグループに属していました。
部活もバスケットボール部でいろんな人と関わりを持てていたと思います。
学校祭では友達とダンスを発表してみたりけっこう活動的でした。
大学に進学することとなり、比較的大きめな街に住むことになります。
仲の良かった友達は皆遠くへ行ってしまい、1人ぼっちでした。
大学に入るも心から許しあえる人と巡り合うことはできず、上部だけの関係を築いていました。
やったことと言えばバイト・飲み・カラオケくらいです。
特に大きな思いでも無く、大学を卒業することとなります。
大学卒業をきっかけに地方公務員になりました。
父が公務員として働いているということもあり影響を受けての進路決定でした。
ひどい大学生活だったのでなかなか採用を貰えず、ようやく受けた採用でした。
受かったときは泣くほど嬉しかったですね。嬉しいというより安堵という感じでしょうか。
公務員になってからはパワハラ系の上司の元で働き続けました。
飲み会ではいつも知らない歌を強制的に歌わされ、脱がされ、好きでもない酒を飲まされ、食べさせられひどかったです。
半年くらい働いたところで退職したいという気持ちが湧いてきましたが、踏みとどまった自分を褒めてあげたいです。
本当によく耐えて過ごしたなと思います。
でも、与えられている仕事自体は好きで楽しかったんです。
パソコンを触るだけでなく、外に出て作業をするということもあったので気分転換になっていました。
それが働き続けるという原動力になっていたんでしょうね。
そうして働いているうちに今の妻となる女性と出会いました。職場恋愛です。
当時は本当に好きでしたね。今となっては何故あんなに夢中だったのかと思います。
交際から2年くらい経過した後、相手からのプレッシャーもあり結婚することにしました。
ここがそもそもおかしいと思います。自分が無さすぎる。人生を決める重大な決断で流されるとかありえません。
ここに関しては毎日夢に出てくるくらい自省しています。もう2度とこのようなことをしません。
かなり急展開になってしまいましたが、今回はここで切りたいと思います。
次回からはどんどん転がり落ちていく話になります。
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