専門分野習得のビジネス的手法 序2 | ベンチャー創業者が教える特許翻訳者になる戦略的思考

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特許翻訳の専門知識といっても色々あります。


どの分野にも適用される概論を説明しようとすると、抽象的な議論になりがちです。分かっている人には理解できても、知らない人にはさっぱりわけが分からないということになる場合が多いと思います。


なので、ここでは具体的にある分野の専門知識を得るアプローチを取り上げて話を進めていきます。あとは、読む人がそれぞれの専門分野に読み替えて理解してもらえばと思っています。


私の専門分野はバイオですから、特許翻訳者が、特許翻訳に必要なレベルの専門知識を得るためにはどうすればよいかの1つのアプローチを考えて行きたいと思います。


機械、電気、化学などは長い伝統を持つ分野であり、建物に例えると、さしずめ東京タワーといったところでしょうか。


その場合、特許で扱われるトピックスは、タワーの頂上です。たどり着くには、タワーの1階から長い階段を登っていかねばなりません。


ただ、一度の登ってしまえば、「何でも来い!」の境地に達することができるかもしれません。


一方でバイオは、特に遺伝子関係の分野はまだ歴史が浅い分野です。DNAの発見は今から、たった50年程度前に過ぎません。


その点で、バイオ分野は、一戸建ての戸建住宅が一面に建て並ぶ巨大な団地にたとえることができます。


それそれの住宅の高さは、せいぜい3階建てくらいですから、比較的ラクに上まで登れます。だた、バイオがカバーする範囲は非常に多岐にわたるため、団地の隅々までカバーするのは、多大の労力を有します。




今、目前に翻訳すべき案件を抱えている人を対象にしているのではなく、5年後、10年後の自分への投資を考えている人を念頭において考えていこうと思っています。



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