小学生の頃、私は男の子が好きでした

というか
「男の子を好きにならなければいけない」
と思っていました。

女の子らしくしなければいけない
仮面ライダーよりプリキュアを好きにならなければおかしい
ズボンではなくスカートを着るべきだ
ランドセルの色は赤かピンクにするべきだ

という概念があったので
周りに合わせて
プリキュアのグッズ買い、スカートを着て、赤いランドセルで登校し
女の子らしく、女の子らしく
そんな感情で毎日生活してました。





男の子はいつもドッジボールをして羨ましいな〜
私もドッジボールしたいな
でも女の子は男の子に混ざってドッジボールなんてしてはいけないんだよな
と思いずっど我慢してきた。

だが、どうしてもドッジボールをしたかった私は
「私もドッジボールしてもいい?」とクラスの男の子に聞いた

「女はボール当てられたらすぐ泣くからいやだ!」と断られた

悔しかった、悲しかった。



なぜ私がドッジボールをしたかったか
それは運動が好きで特にボールを使う運動が好きだったから。
幼少期から父と外でサッカーをしたり、キャッチボールをしたりとボールを使う遊びをしていたから。

両親に頼んで
なにかスポーツをしたいから習わせてとお願いした。

ちょうど学校で
「少年野球チームに入らないか?」
というチラシを配られた後だった

私はピカピカのグローブを買ってもらい
男の子に混ざって野球をはじめた。

それをきっかけに
三つ編みがトレードマークだった私が
ソフモヒくらいに髪を切った

元々運動神経が良かった私は
すぐに溶け込むことができた。

周りの女の子からは
「かっこいい!」
「男の子なら好きになってるのになあ」
なーんて言葉をよくかけられていた


周りの男の子からは
「お前はおとこおんなだ!」
「ち〇こホントは生えてんだろ?」
「きもちわるい」
と言われ続けた

悲しかった。

私が野球をしてることがそんなにおかしいの?
私が髪を切ったこともおかしいの?


小学生の私は何故こんなこと言われなければいけないの?とずっと悩み続けた
答えは女の子らしくしてないからだと分かっていた

でも、なぜ女の子は女の子らしくしなくちゃいけないの?
私の悩みは深まるばかりだった小学生時代です。








小学生って残酷ですよね、。笑笑

男の子をすきにならなきゃいけない
女の子らしくしなきゃいけないと
義務感で動いていましたねぇ。


周りに合わせなければいけないと思ってるから
本来の自分を出すって難しいことだと思うのです


みんなが右を向けば右を向き
みんなが左を向けば左を向くこの社会

そこで一人一人前向きに
自分の意思を貫いて生活して欲しいと思っています

理解してくれる人はたくさんいます。