先日
待望のデューン砂の惑星 PART 2を
観てきました
そうです
実は3年前に
この作品のPART 1を観たブログを書いています
この時の感想をサクッとまとめると
「映像美は凄いんだけど
なにしろ超大作なんで
導入部だけで
1部が終了してしまった
次回はこれよりもっと盛り上がるだろうから
次に期待しよう」
というものでした
それだけに今回は文字通り
待望のPART 2でした
前回のブログでは
この作品は是非映画館で
できればIMAXで観て欲しい
と書きました
そこで今回は
更にワイドスクリーン化された
SCREEN Xなるものを
初めて体感してきました
確かにこれはなかなかな没入感で
映像の中に納まるような感覚があります
両サイドが座席の後方まで伸びて
三方が囲まれた感じです
さて
3年前のPART 1の時よりも
今回は
色々な所で事前広告もあり
今回は前回より
盛り上がるかな
と
思っていたのですが
実際
公開日前後
あまり話題になりませんでした
(一部SFファンの間では話題になっていたようですが)
それで
実際観た正直な感想書きたいと思います
前回とよく似ていて
映像美は凄いんです
スゴイんですが
どこか
盛り上がりに欠ける
まだ公開して数日だったのですが
自分が観に行った日の
観客数は
わずかでした
原作を知っているファンならば
前回の導入部より
今回の部分が原作の中でも
一番盛り上がる事は知っていたので
どんな作品になるか
期待が大きかったのですが
たしかに
作品は
原作にほぼ忠実につくられていて
内容も濃く
納得のいく出来栄えではあったのですが
いかんせん
あまりに原作に忠実で
初めて観る人には
ちょっと難しすぎるんじゃないかと
思うところが多々ありました
ヒットする作品は
内容をよく知っている観客はもちろん
内容を知らなくとも楽しめる部分があれば
初めての観客も満足するのでしょうが
この作品は
前作を観ていても
ちょっと内容が難しく感じるところが多かったです
前回はストーリーが導入部だけあって
あまりスペクタクルな部分が少なく
その分
今回は一番ストーリー的にも盛り上がるので
それで期待していたのですが
たしかにスペクタクルな部分は前回より多いのですが
なぜか今一つ盛り上がりきらない
何故なんでしょう
もっと演出的な構成をすれば
もっと盛り上がるのにと
観ている最中に思ってしまいました
それはこの作品に対する期待が
大きいからなのかもしれませんが
正直
残念な感じを持ちました
2時間半近くして
やはり予想通り
これで終わる筈もなく
PART 3があることを匂わせて
終了となったのですが
この作品は
どうも万人受けするような作品には
なりそうもありません
このままだと
PART 3を
観に行きたいという気がその時起こるかどうか
少し不安になる結果でした
なんでこんなに話題にならないのか?
盛り上がらないのか?
以下は個人の勝手な感想です
何度も言うように映像美は素晴らしいのです
(ただビジュアル的に少し大人しく感じますが)
それにひきかえ
俳優陣がちょっと地味
主人公のポール役のティモシー・シャラメは
まだ絵になる部分があるのですが
他の登場人物は皆
地味
それでなくとも背景は砂の惑星だけあって
ほとんど砂漠ですから
華やかな部分はほとんどありません
それだけに本来作品の華となって欲しい
ヒロイン達が
こちらも
あまりにも
地味
ポールの恋人となるチャニも
敵方の皇帝の娘であるイルーラン姫も
あまりに映える部分が少なく
作品の華となってくれていません
後はほとんどがむさくるしいオヤジどもで
その最たるのが
本来ならば最高権力者である筈の
パディッシャ・エンペラーという
皇帝がその登場シーンも本当に
地味
スターウォーズだったら
皇帝でもないダースベェーダーが
あれ程貫禄ある登場をするのに
全然迫力のないただのオッサンにしか
見えません
もうちょっと何とかならなかったのか
と
密かに思ってしまいました
この後
何年後か判りませんが
多分ここまでやったのだから
PART 3があるでしょう
果たして
前2作を超えるような
華々しい作品になってくれるでしょうか
(今作中ちらりと1シーンだけ登場した
ポールの妹が次回作の重要人物となると思うので
チョットは華やかな作品になる期待はありますが)