狭薄山と羊蹄山が好展望だった「空沼1197峰(札幌)」 | アウトドアズマン貴の徒然日記

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週末は徒然なるままに、非日常のフィールドへ繰り出し、北の大地に遊んでもらっています。

【日程】令和2年1月26日(日) 日帰り

【山名】空沼山系・1197峰(札幌市南区常盤の砕石場から)

【天候】曇りのち晴れ 風は山頂で4~5m程度

 

【GPSトラックログ】地図上の数字は、写真の概ねの位置を示す。

【行動概要】歩行距離16.5km、行動時間5時間35分

今朝も昨日に続き10cm程度の降雪があり、玄関と車庫の前の雪だけささっと除けて出発しました。

さすがに大寒の時期だけあり、少雪傾向の帳尻合わせのようですが、これでも札幌の降雪量は平年の6割程度。

 

今日は、毎年夏、冬ともシーズン中必ず一度は登る、空沼岳(山系)がターゲット。

今日は空沼岳ではなく西側の稜線上にある1197峰(P)を目指しました。

        

ルートは万計沼までは、ツボ足の先行者のトレースが残る夏道を、その先真簾沼まではノートレースでほぼ夏道を辿り、沼から先は正面に捉えたターゲットをほぼ直線的にアプロ―チしました。

 

快晴となり、樹木の無い山頂からは360度の好展望で特にピラミダルな狭薄山が迫力ある姿が印象的です。

日差しがたっぷり風も弱いものの、気温は低く、空気はピリッと張り詰めていました。

 

①採石場奥の駐車スペースには先行者(車)は2台。雪が少なく橋より先も轍が延びています。(8時半過ぎ)

 

②旧登山口。渡渉してからスノーシューを装着しました。

 

③お馴染みのクイズの木(エゾ松)付近の様子は笹の海。例年ならほぼ笹は埋まっています。

 

④C800付近の渡渉点。ラダー状の橋は幅も狭く踏み抜きに注意が必要です。実際踏み抜いちゃいました(汗)

 

⑤万計沼。ここで先行者に追いつき、ラッセルのお礼を。単独男性のこの方、空沼岳に向かわれるようです。

 

⑥ノートレースになった万計沼から先もほぼ夏道に近いルートにて。

 

⑦真簾沼。正面に白く輝くのが今日のターゲット「1197峰」。今日は騒々しいモービル愛好者は見当たりませんでした。

 

⑧沼の奥も湿地帯の様な雪原になってます。

 

⑨急斜面のラッセルをこなし稜線上からはあと標高差約50m。

 

強風の稜線は少雪の影響もあり、ハイマツが頭を出しています。

 

⑩1197峰は全方位眺望可能な好展望台ですが、何といってもピラミダルな狭薄山が羊蹄山とセットで迫力の姿。

 

札幌岳(左)までの稜線

 

空沼岳(右)と真簾沼

 

恵庭岳(左)と漁岳(中央)。右奥にホロホロ3山

 

藻岩山と札幌市街地

 

時間的には空沼岳までの縦走も可能でしたが、除雪作業の残りがあるので、後ろ髪をひかれる思いで山を後にしました。

(14時過ぎ、無事下山)