今回は妹・弟の結婚と私に結婚を促す父親について話をします。

私たちは妹と弟の3人兄弟。
私が26歳の時、妹が結婚しました。
両親と同居していた私に父親は私の結婚について何も言いませんでした。

私が30歳を過ぎた時に父親は「いつ結婚するつもりか」と言い始めました。

私が33歳のとき、弟が結婚し、
長男である私だけが未婚になってしまいました。

翌年正月、父親と一緒に飲んでいるときに
「いつ結婚するつもりか」と言いました。

私が婚活仲人になって親御さんからご相談を受けるのは
母親ばかりです。
しかし、我が家は母親から結婚について一言も言われたことはなく、
父親に「結婚をしろ」と言われていました。

父親に「結婚をしろ」と言われていた私は
父親が35歳でお見合い結婚したので
35歳で私に結婚の見込みがなければ結婚相談所に入ってお見合いを始めるつもりでした。
(2000年当時、『婚活』と言う言葉はまだありませんでした)

私が35歳になった時、交際相手がおらず、結婚の見込みがありませんでした。
まず、私は実家を離れてアパート暮らしを始めました。
そして結婚相談所に入会をしました。

今回は結婚後の父親について話をします。

父親は結婚後、翌年に長男(私)、翌々年に長女、6年後に次男が生まれました。
私が小学生の時に、父親が障がい者手帳を見せた記憶があります。
「この手帳があると電車の乗車券が半額で買える」と言っていました。
私が大人になって父親と行動をともにしているときに
公共機関で障がい者手帳を利用している場面は見たことはありませんでした。

父親は補聴器をしていれば、日常生活の中で障がい者であることを感じさせませんでした。

30歳で社会人をスタートさせた父親は55歳の定年後も会社に勤務し、
63歳で退職しました。

その後、老人ホームなどにパートで勤務していました。
その頃、私は30歳を過ぎて独身。

父親から「いつ結婚するのか、何歳で結婚する気か」と言われ始めていました。

今回は身体障がい者専門結婚相談所を開業して
初めての身体に障がいがある方と面談をしたことについて話をします。

40代男性から婚活無料相談を希望の連絡がありました。
メッセージには聴覚障害があり、
真剣交際に入ることができないとありました。
文末に「筆談で面談をお願いします」と書かれていました。

10年以上前に亡くなった私の父親は聴覚障害4級でした。
補聴器を付けている父親との会話で不便を感じたことはありませんでした。
父親の補聴器から出る「ピー」というハウリングのような音がうるさいと思っていました。

40代男性は私の名刺を受け取った後、筆談のボードを取り出し、
ボードにメッセージを書き始めて面談開始。
私がボードを読み、口頭で答えて40歳男性がボードに書く。

意外と筆談のボードを使えば、コミュニケーションを取れるものでした。
1時間で面談終了。


現在、私以外に2つの結婚相談所の情報収集をして
今所属している結婚相談所を変える検討している。

面談中、思い出したことが昔、父親がNHKの手話番組を見ていたことである。
手話ができれば、聴覚障害者ともっとスムーズにコミュニケーションが取れるかもしれないと思った。

帰宅後に手話についてGoogleで検索した。
しかし、手話を勉強する決心はついていない。