「ここにいても、いいですか? ~高潔なる騎士団長の最愛~」碧貴子

 

    

禁忌を犯したことで重傷を負ったミリアは、目が覚めると、冷たく整った容貌と厳格なことで有名な騎士団長・ユアンの腕の中にいた。貴族で構成された青の騎士団のユアンと、平民で構成された赤の騎士団のミリアは、敵対していたはずなのになぜ?

 

なんと彼は、触れた身体から自分の魔力を分け与えることでミリアの命を救ってくれたのだった。
 

敵ながらも高潔で知られる彼に介抱をされるなんて…。

 

 

 

涙なしには読めない、感動作…!

 

ヒロインは長い間連れ添い愛していたパートナーに捨てられ、その後自分の命と引き換えに禁術を使ってしまうという悲しいシーンから物語がスタートします。

 

綺麗な愛だけではない、少しドロドロとした深い愛を感じられるシーンにドキドキ…びっくりびっくりびっくり

 

そんな瀕死のヒロインを救ったのが今作のヒーロー花

 

そのあとからのヒロインの心の葛藤やヒーローへの想い、逆にヒーローからのヒロインへの愛等が丁寧に描かれていて、ずっと飽きずに読むことができる作品だと思いますスタースタースター

 

一般的な恋愛小説ではなかなか見られないようなお話だと思うので、ぜひ恋愛小説好きさんにはお手に取っていただきたい作品ですうずまきキャンディ