じゅんちゃんへ
お誕生日おめでとう
去年は誕生会目前に震災で
あなたが生き埋めになってると
半ばあきらめながらも
数日かかりましたが
家から出して頂き
避難所につれていってもらってると
玄関に貼り紙があり
急いでみんなで向かったね
ツクンと1人 正座して不安そうな顔をしてブルーシートの上に座っていたのを思い出します
バナナ一本配られたのも食べずにもっていて子供たちに半分こしてたべなさいってね…
本当はまよったんだ
貴方がいる場所は津波は来ない場所
あたしたちのとこは来ます
それに路上生活だし
このまま避難所に居た方が
身体の事や食べ物を考えると
おいて来た方がいいのではないかと…
案の定 津波に関しては全くわかってなく…会社と車も流されうちも入れない状態だと言ったら号泣してたね
でも皆といるって言う貴方を置いて来れないな…って連れて来たけど
辛かったと思う
寒過ぎて肺炎になり病院につれていくのも困難な中 車ないから歩かないといけないし…
そんな中
誕生日もなんもできなかったから
今日は嬉しい知らせもあり
お祝いしようね
震災直後から少し老いていく早さが目に見えてわかる貴方を私たちは悲しくなって発破かけながら
厳しい事も言うけど、
長く生きて欲しいから…
歳は若いのに
あまりにも老けこみました
まだまだ
あたしは貴方がいないとダメだから
母1人子1人で生きてきた貴方は
いつも若くバリバリしていたイメージしかまだないからさ
少しずつ元気になって
笑えるように過ごそうね。
ハッピーバースデーじゅんちゃん
午前中にきっと
うちまでリュック背負い
くるだろうから
待ってるね
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