みーくんが赤ちゃんの頃。




どうしても

どうしてもどうしても

どうしても障害児だと認められなくて

どうしても愛せなくて

それでも

目の前には赤ちゃんがいて

泣かない赤ちゃんがいて。




自分に嘘をつきながら

「今日も大好きだよ」

って抱きしめながら寝かしつける。





それをルーチンにしていました。

いつか

いつか

いつか

それが嘘じゃなくなると信じて

心からそう思えるように。





いつしか

みーくんに声をかけなくなりました。

本心になった時

声に出さなくても伝わるようになり

みーくんが「だいすき!」

と言ってくれるようになりました。










成長したのは

彼じゃなくて

私の方かな。





夜寝る前

大好きだよに代わる言葉は

「おやすみなさい。

今日も頑張ったね」





承認欲求を

満たし満たされて

また明日照れ