【 ああ、くだらない。自分が、くだらない。
そもそも、どれだけ愛されれば<充分>だったというのだろう。
世の中のどれだけの人が、<充分>に愛されて育ってきたといえるのか。 】
【 人の脳って不思議で今現在の状態から逃れたいのにどうしても
逃れる道がない場合に、その極限状態からどうやって自分を救うかっていうと、
目の前にある現実をすっかり歪めちゃうんですって。
そうして全部自分の都合のいいように解釈する。
そうすると、そこにあるものさえも見えなくなる。
見ないふり、じゃなくて、ほんとに見えなくなるんです 】
ほう とう き
「 放 蕩 記 」 村山 由佳さん
―本文より抜粋
こんにちは!ぐるぐるですo(^▽^)o
今日は今読みふけっている真っ最中の本について紹介します!
共感できるところが結構多くて、図書館で借りた本なんですけど
持ち歩いてるんで、暇さえあれば読んでます☆(笑)
結構ページ数はあって、430ページくらいなんですけど今240ページくらいです!
私は結構表紙で本を選んじゃったりするんですけど
これは表現とかもすきだな~って感じる作品です!
映画化した湊かなえさんの告白もはじめて高3の秋に読んだとき
衝撃を受けて、ずっと本を手に持って一気に読みましたけど
なんか似てるかんじですね~読んでいて引き込まれる感じが。
おすすめなのでぜひ読んでみてくださいね(-^□^-)
【「放蕩記」あらすじ】
主人公は、38歳で離婚歴のある女流作家・夏帆。
自由奔放に暮らす一方で、実は母親との間に長年抱えこんできた想いがあった。
決して愛されていなかった訳ではないが、ただその躾の厳しさに対して生まれた憎しみ...。
母娘の愛憎と家族の歴史を描いた村山さんの自伝的小説。
【村山由佳さん略歴】
1964年東京都 生まれ。立教大学文学部卒業。
1993年『天使の卵 エンジェルス ・エッグ』で第6回小説すばる新人賞を受賞。
2003年『星々の舟』で第129回直木賞、
2009年『ダブルファンタジー 上・下』で第22回柴田錬三郎賞、第16回島清恋愛 文学賞、第4回中央公論文芸賞を受賞。
あらすじと略歴の引用はこちらから引用させていただきました↓↓
http://entame7777.seesaa.net/article/237109872.html
今日読みきるかな!!!! それでは(^ω^)ノシ