火事場の馬鹿知恵
今朝。
園児服で登園の日にかぎって
園児服のボタンがとれ、
大慌てで引っ張り出した
このお裁縫セット。
私が小学校の時から
使っているものです。
年に20センチも
出番がないので
糸さえも当時のままです。
困ったことに
紺色の糸を切らしており
仕方なしに
白い糸で縫いつけると
やはり明らかに浮きました。
これは可哀想だなと思って
マイネームで
白を塗りつぶしてみました。
イケル!!!
我ながら
素晴らしい閃きに感動。
娘は滅多に針を持たない私が
チクチクしている姿に
「ママもボタンができるの?!」
とそれはそれは
嬉しそうでした。
母への期待値が低いと
こんな事で感謝されるのかと
味をしめた瞬間でした。
私の母は、
多くの子供が
期待するあらゆることを
パーフェクトにこなす人で
小さい時私は
それが当たり前になっており
大した感謝もせず
大人になってしまいましたが
よく見ると
針一本一本にまで
イニシャルが。
これがどれほど
めんどくさいことか
今の私は知っています。
そのめんどくささに
愛があることも。
あの頃のミズキさん。
あなたが今
「縫うのニガテだなぁ〜」
とブヒブヒ言いながら
手にしているその針は
20年後
あなたの娘のボタンを
縫いつけて
たいそう感激されています。
だから
自信を持って
出来が良くても悪くても
幸せなお母さんになれるのだから。
誰かにとって
先月末から
我が家インフルエンザ祭りで
ご無沙汰の投稿です。
どうせかかるなら
いっぺんになっておくれよ
なんて
自我の都合通りにはいかず
3週間ほど
家族の看病でした
なにはともあれ
穏やかな日常
シアワセ。
最近ことあるごとに
浮かぶことがあります。
今自分が
くるしいなぁ
なんて思ってることも
誰かにとっては
幸せな悩みなのかもしれない。
今自分が
申し訳ないなぁ
なんて思ってることが
誰かにとっては
喜ばれることなのかもしれない。
今自分が
これやって何になるのかしら
なんて思ってることも
誰かにとっては
それ、愛だね!
って
気づいてもらえるもの
なのかもしれない。
世界は優しい
いつでもあなたの
味方です
コインランドリーにて
大量の洗濯ものを前に
書いて一息