火事場の馬鹿知恵 | 元日本一のアスリートが伝える 心が潤うご褒美レシピの作り方♪ 〜「さぼリッチ」に生きてみよう〜

火事場の馬鹿知恵


今朝。
園児服で登園の日にかぎって
園児服のボタンがとれ、
大慌てで引っ張り出した
このお裁縫セット。

私が小学校の時から
使っているものです。
年に20センチも
出番がないので
糸さえも当時のままです。


困ったことに
紺色の糸を切らしており
仕方なしに
白い糸で縫いつけると
やはり明らかに浮きました。

これは可哀想だなと思って
マイネームで
白を塗りつぶしてみました。
イケル!!!
我ながら
素晴らしい閃きに感動。

娘は滅多に針を持たない私が
チクチクしている姿に
「ママもボタンができるの?!」
とそれはそれは
嬉しそうでした。

母への期待値が低いと
こんな事で感謝されるのかと
味をしめた瞬間でした。


私の母は、
多くの子供が
期待するあらゆることを
パーフェクトにこなす人で
小さい時私は
それが当たり前になっており
大した感謝もせず
大人になってしまいましたが



よく見ると
針一本一本にまで
イニシャルが。

これがどれほど
めんどくさいことか
今の私は知っています。

そのめんどくささに
愛があることも。




あの頃のミズキさん。

あなたが今
「縫うのニガテだなぁ〜」
とブヒブヒ言いながら
手にしているその針は
20年後
あなたの娘のボタンを
縫いつけて
たいそう感激されています。


だから
自信を持って
出来が良くても悪くても
幸せなお母さんになれるのだから。