小学校の先生をしている友人Mさんの教え子さんからアフガニスタンの衣食住に関する質問を頂きました!

写真を交えながら、お答えします。まずは「住」。

家の形はアフガニスタンの地方や、生活水準によって大きく異なりますが、サリプルの農村部で一般的なのは土壁の家です。


カルタベル村の家。カルタベル村はサリプル市から約1時間離れた農村です。

日干し煉瓦を積み重ね、その上から藁と土を混ぜたものを塗り固めています。
屋根は、その壁に渡した木材に、プラスチックシートを敷き、
その上に更に土で塗り固めています。

土壁の家は、比較的夏は涼しく、冬は暖かくなっています。
しかし、屋根も土塗りのため、雨が降ったときに雨漏りするのが難点です!

また、アフガニスタンの家は、中が見えないように高い塀で囲まれています。農村部では、すこし背が低い壁が見かけられますが、人通りの多い街中や都市では2m以上の高い壁が張られています。


カルタベル村の遠景。

この塀の中に、土壁の家が建てられ、中庭があります。中庭では、鶏や牛が飼われていることがあります。また、時には、土壁の中に、兄弟の家が何棟か建てられている場合があります。

サリプル市内の家の中庭。