コンテナ事務所!
今日は南スーダン首都ジュバの住宅事情についてお話したいと思います。
ピースウィンズジャパンは、
現在中国大使館に隣接する北京ホテルというところの一室に事務所を構えています。
ホテルの一室?というと不思議に聞こえるかもしれませんが、
おそらくイメージされるような”ビルの何階の何号室”という形式ではなく、
敷地内にコンテナがたくさんたっていて、その一室に我々が事務所を構えている状態です。
こちらコンテナではありますが、電気水道完備で、
全て自家発電、井戸水使用のボー事務所とは大きく環境が異なります。
このコンテナですが、
実は援助機関等の単身赴任者の多くがこうした簡易住宅に住んでいます。
さらに、こうしたコンテナを部屋として利用しているホテルも多く存在しています。
北スーダンとの国交断絶や、道路等劣悪なインフラ状況から、
南スーダンでは多くの物資が不足しています。
そして同時に、
北のスーダンを筆頭に、周辺アフリカ諸国から多くの帰還民が帰ってきており、
援助機関も多くの人間を送り込んできています。
こうした状況の中、
手軽で設置しやすいコンテナの需要がどんどん高まっているそうです。
(国連機関で調達を担当している某知人談)
実際に利用してみると、
ボーや前線の住居環境と比べると
このコンテナも天国のように感じます。
これぞモバイルハウスといえるのではないでしょうか。